子乗せのついた普通のママチャリです。27インチなのでちょっと大きめです。
後ブレーキをかけると音鳴りがします。「ギー」とも「ブー」ともつかない音がだんだん大きくなりました。
自転車の後ブレーキにはいくつか種類がありますが、ママチャリの後ろブレーキは車輪の軸でブレーキをかける(車軸制動)タイプがほとんどです。車軸制動タイプにも種類があり、大きく3種類、バンドブレーキ、サーボブレーキ、ローラーブレーキがあります。
この自転車はローラーブレーキでした。ブレーキの外側に黒いゴムのキャップみたいなのが付いているのがローラーブレーキの特徴です。(赤く見えるのはデジカメのオートフォーカスの光です。)
このローラーブレーキにはグリス(グリースとも言います)が入っています。グリースって油でしょ?ブレーキにグリース入れたらブレーキかかんないじゃん?って思いますが、グリスが入っているのです。
グリスが無くなってくると音がしたり、効きが悪くなったり、逆にカックンと急ブレーキが掛かったりします。
自転車屋さんに行ってもいいのですが、DIY好きののりこしとしては自分でやってみるべく、ネットでグリスを買うことにしました。使い慣れている楽天やアマゾンで探してみます。
「ローラーブレーキ用グリス」で検索してみると、100g入りと10g入りがヒットします。1台なら10gあれば量的には十分のようです。あとは価格です。
まずは100g入りの製品です。グラム換算で15円程度、安いものでは12円程度です。
次に10g入りの製品です。
いくつも出品があります。10g製品ならば、おおむね700~800円程度という感じです。グラムあたりに換算すると、70~80円となります。
100gと10gとでは、グラムあたりの値段がざっと5~6倍も違うことにびっくりですが、工業油脂製品の製造販売という性質を考えるとそんなところなのでしょう。
のりこしは、お得感に乗せられてついつい大容量を買ってしまうのですが、今回はグッとこらえて10g入りを買いました。
送料無料のポスパケットで届きました。受け取りサイン不要で郵便受けに配達されます。
中身です。