ミノウラのバイクハンガーに吊るして保管している小径ロードのTyrell FXです。このバイクハンガー、価格も安いし、場所も取らないし、とってもいいのですが、一つ気になるところがあるんです。それは……
このフックの深さが、かなり深いんですよね。
向かって右側はこんな感じ。深さは左右同じです。
フレームの太い自転車でも大丈夫なように、あるいは簡単に落っこちたりしないように深めに設計されているのかもしれませんが、ひっかける時にそれだけ高く持ち上げる必要がありますし、降ろす時も余計に持ち上げないといけません。
結構高いところに付けてるので、持ち上げるのも大変なんですわ。
それに、降ろす時にスッと外れないので、フレームを持ち直したりしていると、ゴムの跡がついたりします。
いろいろ考えた末、切っちゃうことにしました。
価格もそんなに高いわけじゃないし、失敗したらまた買えばいいです。
まずはゴムを外します。ゴムといっても、硬いウレタンみたいな感じです。しごくようにすると徐々に外れてきます。
左右両方を外しました。
切る場所に
目立てヤスリで印を付けます。
何センチだったかな(^ ^;)
確か4センチだったと思います。切る長さは適当でいいけど、左右同じだけ切りたいので測って合わせてます。
手持ちで切っても良かったのですが、ホームセンターで買うものもあったので、工作室を借りました。金鋸も借りました。
バイスに固定して、と言いたいところですが、あんまりうまく固定できませんでした。バイクハンガー自体は柔らかい鉄なので、手で押さえたりとか、足で踏んづけたりとかでも切れます。
切断面
もう一方の切断面
切断面の処理は家に帰ってからするので、他のモノが傷つかないようにマスキングテープで保護して持って帰ります。
切れっ端。だから長さを計っとけというのに(そこ大事なとこでしょ)。
実はバイクハンガー2本設置してるので、ビフォーアフターの比べてみました。
このくらい浅くしました(だから長さを測れと…)。
ゴムも短くして
並べて持つとこんな感じ。ゴムはもうちょっと長くても良かったですね。
見た目で明らかに深さが違います。
設置してみると、こんな感じ。ハンガーにかけるのが明らかに楽ちん。そりゃもうめっちゃ楽!
ひっかけ部分拡大
掛かりが浅く見えますが、十分だと思います。
左がビフォー、右がアフター
ブロンプトンもひっかけてみました。
ひっかけ部分拡大。
めちゃめちゃ楽になりました。
ヒンジ部分は引っかけにくかったのですが、カットしてずいぶん楽になりました。
予算
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[20200412]