ダイワ ワンタッチ渓流ダモの修理

折りたたみ式でコンパクトに収納できる玉網「Daiwa ワンタッチ渓流ダモ」の修理です。フレームに当たる部分のナイロンカバーが破れてしまいました。うまく補修できるでしょうか。

ダイワ ワンタッチ渓流ダモの修理


 ダイワの折りたたみ式玉網「ワンタッチ渓流ダモ25」です。25は直径サイズで、他に30サイズもあります。

 

 コンパクトになるので携帯しやすく、自転車釣行でも持って行きすいので重宝してます。

 


 先日、60オーバーのコイの頭を入れてランディングしたところまでは良かったのですが、

 

 

 

 


 ビリっといってしまいました。

 

 

 

 


 帰宅後に改めてまじまじと見直すと、かなりいってます。

 

 

 

 


 反対側も破れかけ。替えの網が売ってるといいのですが、ネットでググってみても情報がありません。釣り道具屋さんに聞いてみたら修理扱いとかで意外といけるかな?

 

 無いと困る時もあるので、とりあえず修理して使うことにします。

 

 

 

 


 グリップにネジ1本で固定されています。

 

 

 

 


 ネジを外すと、

 

 

 

 


 グリップ、フレーム、ネットなどに分解できます。8の字にひねると小さくなるフレームで、素材が金属で板状なので、網を保護する芯材も入っています。

 

 

 

 


 フレームだけつけるとこんな感じ。同じサイズのタモを買ってきて付けるという方法もあるのですが、25サイズの替網というのはなかなかありません。

 

 30サイズならヘラの玉網やエリア用のラバーネットなど、他の網の流用も容易かもしれません。

 

 

 

 


 さて、修理の方法としては、あて布をして、ミシンで補強することにしました。当て布には、水切れが良く乾きやすい素材を探していたら、くたくたになったエコバッグが目に着いたので、これを使うことにしました。

 

 

 

 


 エコバッグから切り出した当て布です。色味も合ってる感じです。

 

 

 

 


 半分にボンドを塗って、

 

 

 

 


 ネットの破れた所の内側に差し入れます。

 

 

 

 


 残りの半分にボンドを塗って、折り返します。

 

 

 

 


 もう1カ所も同じようにボンドで貼り付けました。

 

 

 

 


 クリアホルダーに挟んで一晩放置。

 

 

 

 


 折り目をつけて、

 

 

 

 


 上端をミシンで縫いました。

 

 

 

 


 グリップにつけました。網の内側から見たところ。

 

 

 

 


 グリップ側から。うまいこと直ったように見えますが、ミシンで叩いた所以外はボンドで貼ってあるだけなので、水に浸かった時など、検証はこれからです。

 

 

 

 


 ともあれ、ビクビクせずに小さく畳むことも出来て、

 

 

 

 


 ケースにしまえます。このコンパクトさが自転車釣行には欠かせません。

 

 

 

 


 裏側にはベルト通しが付いています。蓋はマジックテープで止めてあるだけなので、ベルトに通しておき、魚がかかってから網を取り出して展開することもできます。

 

 広げる時は、グリップを持ってサッと振ると、片手でネットが広げられます。

 

 のりこしは、使いそうな時は広げてぶら下げてることも多いです。

 

 新しいのを買おうかと思っていましたが、なんとかDIYで直すことができました。

 

 これでまた安心してでっかいの釣れますよ!

 

[20230108]

 

 小さい方がいいので、25サイズを使ってます。同じサイズの折りたたみ式ネットは、ダイワの他に大阪漁具(OGK)とタカ産業から発売されています。

 

 ネットの色(ダイワ:グレー、OGK:黒、タカ産業:白)やグリップの形状が違います。値段はおおむね ダイワ>OGK>タカ産業 です。

 

 網の目が細かいのは、川で川虫取りにも使えるからです。川虫取りやガサガサのサブネットなら白が見やすいかもしれません。