SHIMANO Bantam100のオーバーホール(ハンドル側組立編)
バンタム100を組み立てます。これが完成イメージ。わざわざイメージするまでもありませんが、目標をイメージするのはアスリートにとって重要です(誰がアスリートやねん…)。
部品名の後ろにカッコ書きしてある番号は、分解図に記載されている部品番号です。
分解図には載っていないパーツもあります。こちらのページにわかる範囲で対応表を作りました。
さて、組み立てます。
洗浄したパーツです。どこから手を付けましょう。
ここから行きましょう。一番メカメカしいところですしね。
本体固定板(30)にクラッチ金具(30)をつけます。
今回は固定板と金具をはずしてありますが、通常は外す必要は「全く」ありません。
後述のeリングを外せばクラッチ金具はかなりフリーになります。
無理に分解して固定板や金具を曲げてしまわないようにしましょう。
オイルとグリスはシマノのスプレー使ってます。いろんなのがあるのでお好きなものをどうぞ。
スプレーで使いにくい時は、適当なところに出して
爪楊枝で塗ったりしてます。
本体固定板にクラッチ金具をはめて、
eリング(30)を付けます。これで本体固定板(30)の状態です。ここでクラッチ金具がスムーズに動くかチェックします。
クラッチレバーバネ(27)を付けます。「前の写真で既についてるやん」とか突っ込まんといて下さいね(^^;
クラッチツメバネ(29)を付けます。再びクラッチ金具がスムーズに動くかチェックです。
本体固定板(30)にクラッチヨーク(25)を乗せます。クラッチヨークは表裏があります。窪みがある方が上です。
ピニオンギヤーA組(23)をクラッチヨーク(25)と本体固定板(30)の間に差し入れるようにはめ込みます。
メインシャフト(のりこしの呼称)にメインギヤー軸座金(26)をはめます。
別に組み上げたメインギヤーのセットをつけます。ストッパーツメ組(28)はシャフトに合わせてはめ込みます。
関連ページ Bantam100 ドラグユニットの組み立て
クラッチヨークバネ(24)をクラッチヨーク(25)の窪みに乗せます。ひっくり返すとパーツが落ちるのでこの状態を保ちます。
上で組んだところに本体A組(12)をかぶせます。メインギヤー(19)とピニオンギヤーA組(23)の位置をあわせるようにするとぴったりはまります。
本体A固定ボルト(11)2本で本体A組(12)と本体固定板組(30)を固定します。設定トルクはわかりません。ほどほどに。
メインシャフトにメインギヤー座金D(13)をはめます。ドラグ部分を組み立てた時にあとでもいいって言ってたやつです。
はめ込んだところ。
スタードラグ組(7)をクルクルっとはめます。
その上にハンドル受座金(6)。表裏があります。写真を参考に真ん中が高くなるように置きます。
次にハンドル組(5)。ハンドルも表裏がありますが、まさか間違える人はいないでしょう。
次に、メインギヤー軸固定ボルト(4)。ここあたりまでくるとハンドル部分は余裕です。
ハンドル固定ナット(2)。
リテーナー(3)。ここらあたりはドレスアップパーツもたくさんありますね。
リテーナー固定ボルト(1)。
キャスコンのネジ部分に
キャスコンの穴に本体ピニオン受(10)を入れます。
スプールドラグツマミ(8)に
スプールドラグ座金(9)をセットします。または、本体ピニオン受(10)の上に置いてもいいです。
ツマミの内側にオイルを薄く塗ると逆さにしても落ちにくいです。
うっかり落として失くすのが嫌なので、のりこし はロックタイト塗ったりしてます。
スプールドラグツマミ(8)を本体に付けます(写真がなかったので分解途中のものを流用)。ハンドル付ける前に、このツマミ付けといた方が楽でしたね。まぁそこらへんはメンテする人のお好みで。
裏返します。
ベアリング(31)をはめます。
五角形のバネ、ベアリング抜け止め(32)をはめます。
これでハンドル側は完成です。
続いてレベルワインドとカップ側を組み立てます。
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