バンタム10SGです。バンタム100の弟分といった位置付けですが、バンタム100がシルバー調なのに対して、10SGは黒に金文字で100とは違った趣があります。
オーバーホールするのでバラします。
巻いてあるラインはそのままでもいいのですが、せっかくの機会なので外してスプールの状態も確認します。
ラインの巻き取りには、電動ドライバーとプロックスのラインリムーバー電動ドリル用ビットを使ってます。これは旧タイプ。新タイプはスプリングの位置が違います。
径の大きいスプールを使えばあっと言う間にラインが巻き取れます。
なんと、下巻してたのなんてすっかり忘れてました。PEを使うようになって、ラインの交換頻度が減りましたが、やはり時々はメンテしなあきませんね。
ラインもなくなったことですし、やっと分解できます。
バンタム10SGの分解は特に難しいところはありません。失くしやすいパーツの取り扱いに気を付けるくらいです。
ブレーキブロックは失くしやすいパーツの筆頭ですね。
レベルワインド軸の留め具のEリングも飛ばしやすいです。「UNSCREW」の文字は、バンタム100・200ではここに逆ネジが使われているためです。
矢印のが一番飛ばしやすいパーツです。
スプールの軸を受けているベアリングを押さえている五角形のバネです。
バンタム10SGのスプール軸受けは元々ブッシュ(金属リング)でしたが、これはベアリングに交換してあります。
反対側にもあります。こちらも元々はブッシュです。
このワッシャーも失くしやすい、と言うか、存在を忘れやすいです。
このバネも小さいですが、割と意識に上りやすく、忘れたりしない印象です。
分解できました。
続いてクリーニングしますよ!
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