早速、自転車のブレーキに注入することにします。ブレーキにグリス(油)という不思議な感覚です。矢印のところの黒いキャップを取って注入します。
注文するときに見た写真は黄色いラベルでしたが、届いた製品は青と黒のラベルでした。あれっと思いましたが、どちらも中身は同じです。探すと青/黒ラベルの製品もありました。
と、その前に製品に付いてきた説明書を読んでおきます。多言語で書いてあります。ラベルが英語で、価格的には安い製品なので海外向けかと思いましたが、日本語の説明もきちんとありました。
日本語部分の拡大です。上半分です。「チューブに穴を開けて、ノズルをつけ、そのノズルの先を切れ」と書いてあります。
下半分です。リア用とフロント用の説明があります。前輪がローラーブレーキという自転車があること自体がのりこしにとっては驚きですが、今回は後ろブレーキなので「リア用」を読みます。
「ノズルをしっかり入れろ。注入しながらゆっくりタイヤを順方向(前進方向)に回せ。終わったらキャップを忘れるな」と書いてあります。やってみましょう。レッツトライです。
チューブに穴を開けます。作業としては「ちゅううぅっと入れたらいいだけだろう」となにも準備なしで始めるところでしたが、一応古い布巾を持ってきました。
あけました。チューブを握らないように気をつけてはいましたが、やはり少し出てきます。グリスの色は濃いグレーというかほとんど黒です。モリブデングリスの色と似ています。
穴を開けるのに使った蓋にも付いています。これはクセモノです。知らないうちに服に付いたりするので要注意です。転ばぬ先の杖とも言います。できればきれいに拭いておくか、マスキングテープなどで巻いてしまうほうがよいでしょう。
ノズル先端をカッターで切り落とします。ぼろ布を持ってきておいてよかったです。
先端を切ると、グリスがノズルの中を少しずつせり上がってきます。知らないうちに出てしまわないように蓋をしておきます。
ブレーキのグリス注入口のキャップを外します。手で外そうとしましたが、うまくいかなかったので、マイナスドライバでこじります。
がびーん!!なななな、なんとキャップの上側だけが切れてしまいました…「がびーん」ってなんですか???。
残ったキャップです。キャップとしては機能していますが、これを取らなければグリスは注入できません。
先の細いドライバーでこじって取り出しました。その時は「これを取らねば」との考えが先に立ってしまいましたが、冷静に考えれば、キャップの上側だけが切れた時点で新しいキャップを用意するべきですね。
まぁ、取ってしまったものは仕方がありません。グリスを注入します。説明書の規定通り、ノズルを1.2cm以上突っ込んでチューブを押します。説明書に書いてあったようにタイヤを回しながら入れます。
グリスは抵抗なく無く入ります。どれだけ入れていいのかわかりません。注入口から溢れてくるのだろうか、それともチューブ1本を全部入れたらいいのだろうか、説明書をもう一度読みますが、どれだけ入れたらいいのか書いてありません。
チューブの3/4位入れました。注入スピードを緩めますが、グリスはあふれずに、不安はあふれてきます。