ロードバイク アンカー RNC3用に
の自転車ハンガーを検討しました。
まずはぶら下げる自転車のサイズを知らねばなりません。RNC3のサイズは、メーカー、ブリヂストン公表のスペック表から、ホイールベースが989mm、タイヤサイズが700x23Cとわかります。
http://www.anchor-bikes.com/bikes/rnc3ex.htm
ホイールベースから前にタイヤ半分、後ろにタイヤ半分はみ出すので、前後を合わせるとタイヤ一本分=700cmはみ出すことになります。
700は呼び寸とも言うべきサイズで、実寸は700mmより小さいですが、概算かつ大きめに見ておいた方が確実なので700mmで計算した方が良さそうです。
なので、全長は、989+700=1689mm → 約1.7mと考えておきます。
壁掛けハンガーの場合は、自転車の横に大きくはみ出す部分、すなわちハンドルやペダル、スタンドなども考える必要があるでしょう。
スタンドは付いていないので考えなくてもよく、ペダルとハンドルではどう見てもハンドルの方が幅が広そうなので、ハンドルを調べます。
スペック表から、ハンドルバーは、ANCHOR-NITTO M101F φ31.8、サイズ520なので芯幅400Wです。
自転車の中心から壁までは200mm+(31.8/2)+α=215.9+αということになります。
α分としては、ブレーキなどの付属品が壁ギリギリだと傷がつきやすい(外壁材につけるため)のでそれを避けるための余裕ということになります。
ミノウラのバイクハンガー4 は2種類あります。マルチタイプとロード用です。
マルチタイプは4M、ロード用は4Rと表記されています。
大きな違いは奥行きで、マルチタイプは壁から340mm、ロード用は壁から230mmに設定されています。
Mはマウンテンバイク用と表記されることもあるようです(販売店によってはMを表記していない場合もあります)。
マルチタイプなら絶対確実ですが、壁からのオフセット幅が大きくなればなるほど不安定になり、また、壁の負担も大きくなります。
加えて、空間的占有容積が大きくなることで通行に支障が生じ、自転車が掛かっていない時にうっかり顔や体をハンガーにぶつけてしまう可能性も大きくなります。
したがって、できればロード用を使いたいところです。
ロード用はギリギリのようにも感じます。前述のα分は14mm確保できることになります。
自転車を真上から見た時、ブレーキレバーのはみ出しが14mmあるかどうかですが、多分14mmはなさそうです。
ロード用として販売されており、ほとんどの車種には対応していると思われますので、今回はロード用を採用することにしました。
一方、横幅はどうでしょう。先ほど170cmと試算しました。バイクハンガーを中心に、左右に85cmずつスペースが必要です。こちらはなんとか収まりそうです。
で、買ったのがこれです。
付属品としては、ヘルメットなどを引っ掛けるフック、短い木ネジ3本、長い木ネジ3本です。
ネジは、取り付ける場所に応じて、合計6本のうち3本を使います。
取り付け穴が3か所、左下(取り付け後は右下になる部分)にミノウラのロゴが見えます。
これがパッケージ。カッコいいロードバイクがバイクハンガーに掛けられています。
バイクハンガーの設置場所が「柱」なのがミソですね。
柱だと、柱の厚みだけハンドルの幅に余裕をみることができます。
商品バーコード 4944924422875 と、「フレームフックのゴムの色が自転車の塗装に色移りするかもしれません」という主旨の注意書き。
パッケージのの説明書です。要は壁(またはそれに相当する場所)にネジで固定しろということです。左の絵で、取り付け穴をマークする際、型紙のようなものをあてがっているように見えます。
パッケージの一部を点線で切り取ると、取り付けガイドとして使うことができます。
A, B, Cの各穴が、本体のネジ穴に相当します。のりこしは使いませんでしたが、針式の下地探しを使う位置決めの際などには十分役に立つと思います。
説明書きです。最大積載車重20kgとなっています。当然静荷重での耐荷重でしょう。
どのくらい安全マージンを取っているかは不明ですが、まずは取り付け強度の確保が重要です。
招かれざる客です。のりこし が自転車の整備をしていると必ず寄ってきます。
取り付ける前に、今更ではありますが、一応自転車にあてがってみます。ブリヂストンのロードバイク、アンカー RNC3です。問題なさそうです。
こちらはブロンプトン。意外といけそうです。
さて、眺めてばかりではコトが進みません。今回は外壁材に取り付けます。よく見ると、この外壁には45cm間隔で釘が打ってあります。打った後、塗料を塗っているのでわかりにくいですが、この下に下地があると考えられます。コンコンと叩いた時の音の響き方も周辺と違います。
釘の上にネジをねじ込むのは無理なので、ハンガーの固定穴3個全てが釘と干渉しないところを探します。パッケージの型紙を使っても良いかもしれません。
固定ネジですが、手持ちにステンレスのタッピングネジがありましたので、それを使います。左が付属の木ネジ、右がタッピングです。ステンレスの方が安心かなー。
一番上のネジから取り掛かります。まず、4mmのドリルで下穴を開けます。
続いてネジ。使っているのは愛用のリョービのドライバドリル FDD-1010KT です。スピードコントロールがないので、サンデーDIYer向けですが、のりこしには十分です。
次に真ん中の穴に位置に下穴。続いてネジ。
3番目の穴も同じように、ドリルで下穴を開けて、
ネジをぎゅっと入れます。勢い余ってネジ山を潰してしまいました。外すこともないだろうし、まぁいいわ。…と思っていたのですが…………。どうぞ楽しみに
続きをお読みください。
[20170908]