のりこしのブロンプトンS2L、ビンディングペダルをつけました。
しかし、ビンディングというシステムはペダルとシューズが組み合わさって初めて機能するのであって、ペダルだけビンディングというのは、漕ぎにくいだけで、例えて言うならクリープのないコーヒーというか、アンテナを繋いでいないテレビというか、ガス欠の車というか、仏作って魂入れずというか、………もういいです。
とにかくビンディングシューズを買わねばなりませぬ。
で買いました。これがその靴です。普段もはきたいので紐の靴がいいと思っていたのですが、ビンディングシューズで紐靴って少ないんですね。
裏側です。シマノ製。初めてのビンディングシューズなのでまじまじと観察します。
型番はSH-MT34B、サイズは25.2cmです。
自転車シューズのサイズはシマノの独自表記ということも初めて知りました。このシューズのサイズは「40」でした。
自転車屋さんはわかりやすいようにセンチメートル表記にしていてくれたんですね。気取ってなくて相談しやすいです。
気になるお値段は、5,300円。展示品で型落ちということで半値でした。
先日グループライドに参加した自転車屋さんだったので、色々話しながら買っていたら、「そうそう、これ渡しとかないと」と言ってシールを出してきてくれました。聞くところによると、ペダルとカッチャンする金具(クリート)をシューズに取り付けた後、砂利や水がシューズ内に入ってくるのを防止するためのシールだそうです。
言われてみれば靴の底に穴が開いてるんだもんね。
ペダルについてきたクリートです。SPDクリートと呼ばれるタイプのものです。
クリートだけでも売っています。聞くところによると、クリートは消耗品だそうです。
金具同士がカチャカチャするので、磨耗するのも納得がいきます。
パッケージから取り出します。金具、メガネみたいなワッシャー、ネジ2個が2セットです。
取り付けましょう。靴の底から靴底を取り外します(なんか変な表現だな…)。プラスの2番のドライバーを使います。
外れました。
穴が4つ空いています。ネジが二つなのに穴が4つ???さっき外したネジはどっちについてたっけ???………こういうちょっとしたことに初心者は惑わされますなぁ。
シューズの内側を見てみましょう。ソールを外して……
これが4つ見えていたネジ穴です。
ボルトナットのナットに相当するパーツです。ネジ穴が切ってあって、前後どちらかの穴2つを使います。
裏表があります。裏側=下面側はこんな感じです。
ナットのパーツを外したシューズはこんな感じです。大きな穴が空いています。
賢明な諸兄はお気づきかもしれませんが、4つある穴を2つ使うと、残りの2つは開いたままということになります。
それって底に穴の開いた靴ってこと???水たまりに入ったら水が入ってくるんじゃね???
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その通りです。でも心配いりません。足を着かなければいいのです!
一度漕ぎだしたからには永久機関たる自転車、足を着かずに走り続けるのです!!
すみません。酔っ払ってます。先に進み魔法ー。
[20170626]