ブロンプトンにTiGRA(ティグラ)のスマホマウントを取り付けました。
ブロンプトンに取り付ける装備は、その一つひとつが、フォールディングに支障有りや無しやを問われるという宿命にあります。
これが買った商品です。iPhone SE用として買ったのですが、商品には5/5Sと記載があります。
アップルがSEを5/5Sと全く同じ筐体で発売して、5/5Sの在庫が一転して新製品対応になったのですから、こういったケース関係の会社は大喜びだったでしょう。
裏側です。SE対応のシールが貼ってあります。めちゃ後付けですね。
下側です。丸い透明なシールで留めてあります。注文した商品名は「TiGRA Sport 自転車用 スマホホルダー」です。
商品としては1点でしたが、これは単一の製品ではなく、スマホケースと、自転車用のマウントがセットをセットにして売っています。商品名もきちんとした名称(バイクコンソール?)があるような無いような感じです。
この角度から見ると良くわかります。スマホケースとマウントを別に買うこともできます。
シールをカッターで切ってそれぞれの製品に分けてみました。
パッケージの裏側です。
開けました。
実際のマウンタと同じ仕組みでパッケージのケースに、固定されています。左にひねってケースから外します。
透明の雨天用カバーが付いています。簡易的なもので、小雨がぱらついた程度の雨に対応できそうです。
カバーをつけた状態でもスマホが操作できます。
iPhoneを嵌める側です。
ちょっと見づらいですが、「5/5S」、「Made in China」の文字が刻印されています。
右側のダイアル状のところは製造年月で、中央に16、矢印が4を指していますので、2016年4月製と推測されます。
ワイモバイルでは現在(2016/11)でも5Sのラインナップがありますし、中古機種などもありますので、継続して生産はされていたのでしょうが、SEの発売を受けて製造されたもののように思われます。
iPhone SEをセットしてみます。
あたりまえですが、ピッタリはまります。余談ですが、嵌める時はボリュームスイッチのある左側を先に嵌めましょう。
裏側、というか表面。スマホから見たら裏側だけど、商品としては表側。
マウンタに付ける側です。ケースはわずかに梨地でマットな仕上げです。
下側。ケースにつけたままイヤホン、ライトニングコネクタが挿せます。
左側。かなりきつきつにはまります。ボタン操作も普通にできます。
上側。スリープボタンもきちんと押せます。
わずかにバリが残っているところもあります。
服などに引っ掛かることはありませんでしたが、気になるようならやすりましょう。
こちらは自転車に取り付けるマウンタです。商品にはBIKE Mount Strap, バイクマウントストラップと書いてあります。
取り出します。
本体、滑り止めゴムシート、5mmの六角レンチ、説明書が入っています。
上から見たところです。
下から見たところです。
滑り止めのゴムの他に、本体に装着されているゴムがあり、外すことができます。
このゴムは、ストラップを締め上げるメカ部分を保護するためと思われますので、必ず装着して使用するものと思います。
本体を触ってみると、なにやらネチョっとした感覚が…。
丸で囲んだところを見てください。この小さく赤いところが出入するツメになっていて、スマホケースをセットした時に、回り止めになるのです。稼動部なのでグリスが塗ってあったようです。
ちなみに○数字をつけたのは、1番が先ほどのツメを操作するボタンで、押すとツメが引っ込みます。2番はツメをロックするスライドスイッチで、下にスライドさせると1番のボタンが押せなくなり、ツメがロックされます。
真横から見たところですが、結構べっちょりと塗ってあります。
外国製の工具や釣り道具などを購入すると、これでもかっ!というくらいグリスまみれのことがあります。似たような感覚なのでしょうか。
ティッシュで拭いてみたら、パーツの色が移ったグリスが付いてきました。
実は、ためしにやってみようと、ケースをマウンタにセットした後に気が付いたのでした。
ケースにも油が付いてしまっています。うっかりポケットなどにいれると服を汚してしまうところでした。
初めて使われる方は気を付けてください。
ブロンプトンに取り付けました。TiGRAのロゴもいい感じです。
前にびょろーんと延びたストラップの端はあとでカットします。
ところが、この状態でフォールドすると、前フォークにばっちりピンポイントで当たってしまうのです。
折り畳めずしてブロンプトンと言えましょうか!
マウントストラップの位置を左右にずらして回避する方法も考えられますが、前後を逆にすることで収まりそうなので、一度外して付け直すことにしました。
こんな感じになります。TiGRAのロゴは乗車した時に逆向きになってしまいますが、たいした問題ではありません。
それよりもフォールディングできるかどうか、スマホの位置が適当かが大きな問題です。
写真がありませんが、フォールディングは問題なくできました。
実際にスマホを取り付けるとこんな感じで、ハンドルより内側寄りになります。
のりこしのブロンプトンはストレートハンドルのS2Lなのですが、乗車位置を考えると、スマホはもう少し前よりの方が見やすいように思えますし、事実乗ってみても視線異動が少々大きいは事実です。
しかしながら、走行中にチラ見することに支障はありませんし、操作についても同様でした。
スマホの位置がベストとは言えないまでも、このTiGRAシステムの装着走行時の安定性や着脱の容易さ、ケースをつけたままでのスマホの可搬性、折り畳み時に支障がないこと、サイコンまたはナビとしてのスマホの有無、そして価格を考えると、総合的には大々満足の装備追加となりました。重さを測っといたらよかったですね。
あまりのうれしさに、ランタスティック会社の「Road Bike」というサイコン的ナビをインストールして、桂川サイクリングロードを走ってきました。
ハンドルにスマホを付けて走るのがこんなに楽しいとは思いませんでした。
桂川CRの記録です。45.2kmを途中何度か休憩しながら2時間35分程かかりました。
ルートの記録が残るのもすばらしいです。
また走りに行きたくなりますね(^^)/
このシリーズは、自転車側のマウント部分だけを単体で売っているので、複数の自転車でスマホを付け替えて使うこともできます。実際にママチャリに付けて使っています。
もちろんiPhone6, 7, 8シリーズ用やアンドロイド用、多機種対応の汎用タイプもあります。>>楽天でTiGRA スマートフォンホルダーを探す
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