ブロンプトンのシートチューブのインナーを交換した時に、ショップでヒンジクランクプレートが減っていて、フレームとの隙間が無いので交換した方がいいと言われました。ヒンジクランクプレートとは、折りたたむ時に関節となる部分に使われている「コの字」型の金具のことです。
この金具はアルミでできていて、フレームの噛み合わせを押さえる働きがあります。折り畳み・展開を繰り返すと摩耗してだんだん減って来ます。減ってくると、クランプを締めた時のフレームとの隙間がなくなり、十分な保持ができなくなります。
減っているのはハンドルが付いているステムの方で、実際どのくらいかは上の写真の通りなのですが、これだけ見てもわからないので他と比べてみます。
メインフレームのヒンジ部分です。ステムに比べると隙間が大きいです。この隙間がある程度あるのが正常です。
違うブロンプトンのステムのヒンジ部分。隙間があります。
メインフレームのヒンジ部分。これ、結構減ってるんじゃない?それはともかく、指摘された部分が減っていることはわかりました。
新しいのを買ってきました。現状を確認するまでもなく、言われたら買ってるんですけどね(^^;)
品番QHCPL-BK。商品名Hinge clamp plate (BLACK)。ブラック???
そうなんです。シルバーが在庫切れで、黒しか無かったので黒を買ってきました。
説明書が入っています。相変わらず英語です。英国製なのでブリティッシュイングリッシュなのでしょう。読まないからわかりませんが。
関係ないことですが、最近説明書の紙質も悪くなりました。コスト削減なんか、環境配慮なのかは不明です。紙質が変わって、印刷のかすれが多くなったように感じています。それはさておき、
具体的にはイラストを参照すれば問題ありません。「プレートとフレームの隙間が1ミリを下回るとあかんよ」という説明です。
3mmは許容範囲と書いてますが、3mmって結構広いですよね。
持ってるブロンプトンで3mmもすき間があるのなんて無いぞ(^^;)
交換は簡単です。クランプを外す方向(反時計回り)にくるくると回し続けると
外れました。
新しいプレートと交換して、
くるくるっと締めるだけ。隙間が増えましたね。1mmはありそうですが、3mmには遠く及びません。
矢印のあたりが減ってます。
メインフレームも黒の新品に交換しました。見た目が変わっていい感じ。待てよ、黒のブロンプトンに付けてみたらどんな感じやろ。
こういうことを考え始めると時間がどんどん過ぎ去って行きます。
でもやっぱりやってみたいですよね。黒のブロンプトンにつけると、まるでブラックエディション!
………遊んでたらキリがありません。
ヒンジクランクプレートの交換、完了です。
これでまた安心して乗れますよ!
[20220919]