Brompton後輪シフト調整＆掃除(4/5)

　京都の五山送り火のひとつ、左大文字（の昼間）です。こちらの記事の写真とほぼ同じ角度から撮っています。西大路通からの眺めです。

 

　歩道からは見えにくいので横断歩道を渡りながら撮りました。

 

　さすがに横断中にブロンプトンを停めて一緒に写すところまでは出来ませんでした。

 

 

 

 

　外装変速機の分解掃除、玉押しの調整、後輪周りの掃除をしています。前回の記事では後輪のギアを掃除しました。

 

 

 

 

　こちらの記事でミッシングリンクを外し、よけておいたチェーンです。

 

 

 

 

 

　パーツクリーナーとクレ CRC5-56を吹いて掃除します。チェーンの掃除はキリがないので、スプレーを吹いて、ボロ布で拭くのを何回かしたら終わりです。

 

 

 

　チェーンをつけるため、はずした時と同じスタンドを出してきました。変速機（ディレイラー）の長いほうのアームが後ろに跳ね上がっています。この写真の中に間違っているところがあるのですが、お分かりになりますでしょうか。答えは後ほど。

 

 

 

 

 

　チェーンをつけます。今回はチェーンを切っている状態です。フロントギアの上側とリアギアの上側に渡すようにチェーンをかけます。この写真は間違いを直した後です。

 

 

 

 

 

　間違っていたのはここです。変速ワイヤーで動くガイドがギアに噛んでしまっています。チェーンを通そうとしてやっと気が付きました。チェーンをはずして、スタンドから降ろしてやり直しました。

 

 

 

 

 

　リアのチェーンを変速機に通します。長いほうのアームは跳ね上がったままで問題ありません。

 

 

 

 

　ミッシングリンクでチェーンを繋ぎます。外す時はミッシングリンクのコマをつまみますが、はめる時はミッシングリンクと隣のコマに歯を当てて握るとはまります。

 

　使っているのは外す時と同じ工具です。漕いでいると、はまる方向に力がかかるので、力一杯はめる必要もないかなと思っています。

 

　のりこしが買ったときは大きいのだけでしたが、小さいのも発売されています。

 

　特に力が必要なわけではないので、グリップが短くても問題なさそうです。収納にべんりですね。

 

 

 

　ディレイラーの長いほうのアーム（チェーンテンショナー）をはめます。写真でいうと左側から反時計回りに回すように寄せてきて、

 

 

 

　チェーンを内側から引っ掛けるような感じです。短い方のアームと重ならない方が隙間が大きくなるので 、シフトがハイ側になっていた方がはめやすいです。

 

 

 

 

 

　チェーンに注油します。のりこしの仕上げはクレ CRC6-66です。自転車用でもなんでもないです。5-56より値段は高いです。匂いは好きです。

 

 

　きれいになりました。見た感じ空気が入っていないようですので、この後入れたのでしょう。シートポストの左に見えている白いコードは電気蚊取りです。

 

 

 

　整備してると必ずやられます。

 

 

 

 

 

　やり返しました。

 

 

　肝心のシフトチェンジの調子はどうでしょうか。この時ばかりはスタンドが便利です。

 

　パーキングポジションでは前に回せないので、シフトが変えられません。

 

　シフトの調節をするときはどうしてもスタンドが要ります。

 

　ペダルを手で持ってビュンビュン回します。バッチリです。腕の痒みも忘れます。

 

　しかーし、整備の喜びに浸っていると……、

 

 

 

 

 

　黒いのが飛んでました。例の黒いヤツの化身です。

 

 

 

 

　ここにもいました。ネチョネチョから姿を変えて繁殖するのです。

 

 

 

 

 

　ここにはさらに小さいヤツが。すでに指数関数的に増殖している模様です。

 

　次に掃除するときまで見えないことにします。

 

[20150822]