ナショナル(現パナソニック)製の毛穴吸引器「スポットクリア」です。型番はEH257。充電しなくなってしまいました。専用充電器がダメなのか、本体がダメなのかわかりませんが、普通は本体の充電池(多分ニッカド電池)の性能が限界に達したというのが、第一に考えられる理由でしょう。電池を交換したら修理できるかな。
ということで、まず本体から分解してみます。
吸引アダプタを外して、
底面の2か所のネジを外します。
ゴムで丁寧に防水してます。さすがパナ。でも…、なんか漏れちゃった気配がありますね…。
本体側です。
電池のはまった基盤を引き出すことが出来ます。こちらが表側。
こちらは裏側。電池の電解液がかなり漏れてます。これ以上引っ張り出すことができません。
本体上部のゴムを外すと、
ネジが見えるので外しますが、ケースも外れないし、基盤も引き出せません。
他にネジがないか、ラベルをはがしたりしてみても、ネジは無し。
本体上部はめこみのツメを探ります。
パッコンと外れました。
吸引部を引き出します。
モーターです。まだ電池と基盤は引き出せません。
スイッチの下にネジがあるかな?外してみましょう。
ありませんでした。
ここもきちんと
悩んだあげく、基盤や電池の状態から修理不可能と判断して、分解することにしました。モーターの配線を切断します。
基盤&電池が取り外せました。
本体は筒型の一体成型。
モーター
吸引部
更に分解。
電池。予想通りニッカドです。サイズは単3程度ですが、端子が独自仕様。液漏れが激しいです。
基盤。
分解して、プラ、金属で分別。
パーツ一覧。
おっと、充電器忘れてました。
本体をホールドする輪っかは爪ではめてあるだけ。
ネジが見当たらないので、すき間をコジります。
開きました。中身のコード、基盤などが、なんと樹脂で封入されています。
樹脂はガチガチではなく、ちょっと弾力のある素材で、カッターが入ります。
コードを切ってみると、全体にみっちり入っているのがわかります。
下の方はビーズ状の素材が詰めてあります。
分解はここまで。本体、充電器とも分別廃棄しました。
[20220828]