プラレールの「雷鳥」です。サンダーバードのお兄さんですね。先頭車両に連結器をつけて、他の車両と連結できるようにします。連結器はフックタイプを使います。
雷鳥のスカート部分をルーターで削って取り付けます。作業前に、よく観察します。
裏側です。設計図はありません。少しずつ削りながら作業するので、連結器を当ててみたりして、イメージをつかみます。
削ったところです。ルーターの先端ビットは砥石系でもヤスリ系でもどちらでも行けそうでしたが、のりこしはヤスリ系をつかいました。細めのものを使って少しずつ削ります。左右の遊びは、とりあえずゼロで様子を見ます。青い線のところが削ったところです。
違う角度からの写真です。
裏側からです。
連結器をはめてみたところです。きつきつで全然動かなくても特に問題ありません。カーブもきちんと曲がります。少々上向きに感じますが、特に外れやすいということはありません。写真のオレンジのラインに連結器が収まるように削ります。
ちょうど連結器の幅が広くなるところが収まるように、少しずつ削ります。
裏側からの写真です。連結器の段が付いて太くなった部分は雷鳥本体内に収まる感じです。連結器側を加工して厚みを整えるともっとスマートに付けられそうですが、専用連結器になってしまうので、今回はやめました。
カバーをかぶせました。連結器が上向き&短めのように見えますが、子供にとっては大きな問題ではなく、むしろ連結できるようになったこと喜びの方が大きいようです。
他の車両と連結して走らせても特に問題ありませんでした(もちろん動力はOFFで)。手軽さの割に子供のウケがよかった改造でした。
雷鳥は2018年2月現在でも継続販売されている定番商品です。
485系は現在もJR九州などで運行されており、また、急行「きたぐに」の583系などにも改造できることから、単に国鉄時代のL特急というだけでなく、幅広い需要があると思われます。