財布代わりに使っていたサザビーのパスケースから、紆余曲折を経て買うに至った
アブラサス
の薄いマネークリップです。
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時の経つのは速いもので、使い始めて一年ほどが経過しました。
レビューというほどではありませんが、一年間、毎日10時間持ち歩いた使用後の状態を見てみましょう。
まずは外観です。「薄いマネークリップ」は、アブラサスの薄い財布と同じく二つ折りです。購入直後は折り目が付き切っていないので、自然と開いてしまうような状態でしたが、現在はお行儀良く??ぺったんこになっています。このぺったんこさがスバラシイですね。
開いてみます。紙幣は3枚~5枚程度、多くて10枚、カードは標準5枚に加え、状況に応じて(交通機関に乗るとか、ツタヤに行くとか)1枚~2枚程度を札入れ部分に挟み込むという使い方を頑なに守りました。レシートなどを挟み込んで一時的に厚みが増しても、夜には取り出しています。
中身を出してみます。カード入れ部分にはカード5枚分の厚みの型がついています。買ってすぐはカード5枚がきつきつでしたが、現在は「ぴったりもしくは、もう一枚いけるかな」といった使用感です。実際、クレジットカードの厚さのカード5枚と、クオカードなどの薄いプリペイドカード2枚程度は収納できます。
角の状態です。「abrAsus」のロゴが見えます。4枚目の写真の右上にあたる部分です。特に痛んでいる様子はありません。丸みを帯びている上に、常にカードが入っているので、カードが型紙的役割をして痛みにくいのかもしれません。
カードを取り出すときに指で押し上げる部分です。4枚目の写真の右下に相当します。ロゴの角部分にくらべると、皮の厚みが薄く、ちょっと反りが見られますが、糸のほつれや2枚の皮が剥がれているなどのトラブルはありません。
二つ折りにしたときの折り曲げ部分です。ここはとても痛みやすい部分です。ポケットではお尻に敷かれ、鞄の中では本やペットボトルに押し付けられているのでしょう、少々曲がりがあります。縫い目の糸が切れたりほつれたりしやすいところで、以前使っていたSAZABY'sのパスケースもここが一番痛んでいました。
現在のところ、縫い目のトラブルはなく、側面(コバ)の染色が擦れて皮の地の色が少しずつ見えてきている状態です。
一年間使用した感想です。
商品の品質に関しては。
機能的には、
など、品質的、機能的、それに伴う習慣化といった面から、空間的時間的投資とも考えられ、良い買い物だったと感じています。
追記がてらに……、先日百貨店の売り場で「薄い財布」を手に取る機会がありました。
のりこしは小銭を持ち歩かないのですが、お釣をもらうことは当然あり、バッグに入れたりポケットに入れたり落ち着きません。薄いマネークリップを使ってみて、品質や薄さには満足しているので、買い替えの時には「薄い財布」も候補に入りそうです。というか、もう買う気??