[20150831]
のりこしのThe Brompton S2L、がたんごとんとポタってます。電気鉄道事業発祥地の碑の前です。JR京都駅を出てすぐの塩小路通(しおこうじどおり)と東洞院通(ひがしのとういんどおり)の交差点の南西角に建っています。以前はルネサンスビルと呼ばれていたビルの角です。現在は名前が変わったと聞いていますセレマビルになっています。
絵は市電でしょうか。市電と自転車が共存していたらアムステルダムみたいで素敵ですね。
フロントに付いているバッグは純正のSバッグです。ブロンプトンにはハンドルがストレートのSタイプ、軽快車などに近いMタイプ、ドロップハンドルを逆さにしたようなPタイプの3種類あります。
ブロンプトンの純正バッグはいろいろありますが、Sタイプのハンドルに装着できるバッグは限られていて、Sバッグはその内の一つです。
Sバッグとは言っても容量は20Lもあって、10Lのディバッグでも十分なのりこしには大きすぎるくらいです。
かといってバッグを背負うと暑いし、シャツがパタパタする快感が味わえません。
もう少し小さいバッグがないものかと思ってあちこちのサイトを見ていると、凄い方がたくさんいらして、自分で金属加工したりとかバッグを加工したりとか、とてものりこしでは真似出来ないような方ばかりです。
そんな中でのりこしでもなんとかなりそうなのが、純正フロントキャリアブロックにアダプタを取り付け、そこにリクセンカウルというドイツのメーカーの着脱用アタッチメントを取り付け、そこにアタッチメントに合う専用バッグを取り付ける。という3段階方式のものです。
リクセンカウルに希望のバッグが無ければ意味がないのですが、日本の代理店ピーアールインターナショナルのサイト(http://www.g-style.ne.jp)をみてみると、様々なタイプやサイズがあり、(特に男性向けとしては)納得できるデザイン、サイズ、価格のものがあるように感じられます。
純正フロントキャリアブロックにつけるアダプタは「ポタパーツ(http://potaparts.jp/shop/html/)」という東京の業者さん(個人かな?)が販売している、「Bromptonフロントキャリヤブロック用Rixen&Kaulアダプタマウント」という商品です。
サイトから直接購入します。時々在庫切れになっているようですが、在庫があれば発注後すぐに発送してくれます。
届きました。ポスパケット(旧簡易小包)です。
中には商品と伝票が入っています。
伝票です。商品代8,856円と送料360円をあわせて9,216円でした。
梱包をほどいたところです。上部のパイプ状の部分は特に引っかかるところもなくて滑らかなのですが、下部の台形部分の角は面取りしてありますが、デリケートなテーブルや軟らかいものの上に置くと、傷が付きそうなので要注意です。
のりこしはこのアダプタと純正バッグのどちらも使いたいので、純正バッグを使う時にはこのアダプタをどこか(出来れば自転車置場の近く)に置いておかなければなりません。置場は要検討です。
さっそくキャリアブロックに付けてみました。正面からの写真です。
ななめ前方から。アダプタだけでは意味がないので、リクセンカウルのアタッチメント(型番KF810)を取り付けます。
リクセンカウルのアタッチメントにはいろいろありますが、この「Bromptonフロントキャリヤブロック用Rixen&Kaulアダプタマウント」に適合するのはパイプ径22-26mm対応のKF810、同じパイプ径に対応でカギ付きのKF830の二つだけです。
カギ付きのKF830を取り付けても、アダプタがキャリアブロックから簡単に外れるので、この組み合わせではKF830を導入する意義は薄いのですが、アダプタ自体が外せることを知らない人もたくさんいる(というか、一般的には知っている人ほとんどいない)ので、視覚的盗難防止効果はあるように思います。
クリックフィックス(KLICKfix)というのがリクセンカウルの着脱式バッグのシステムの名前です(もしくはアタッチメントの名前だと思います)。特徴的なのは穴の開いたナットとそれを締めるボルトです。穴のなかにワイヤーを入れ、そのワイヤーをナットで固定することでアタッチメントの角度を決めます。
矢印のところにボルトナットのセットをはめ込み、付属のワイヤーを通します。
リング状のパイプ取り付け部分は、前後にずれないようにする働きはありますが、実際にバッグの重さをささえられるだけの固定は出来ません。パイプ部分の下側に見えているのがワイヤーで、このワイヤーの張り具合で位置を決めます。
バッグと中身の重さを考えると少々上向きに固定するほうが良いと考えられます。
上向きに固定したつもりでも、なじませると水平に近くなります。この後何度か調整しました。感覚的には「こんな上向きでいいの?」というくらいがちょうどです。
実際にバッグを付けてみたところは、下の関連ページをご覧ください。