前回の記事でスタンドに立てたブロンプトンからチェーンを外しました。のりこしはスタンダードサイズを使ってますが、ちっこいミッシングリンク外しもあります。
その後パーキングポジションに戻して後ろタイヤと変速機を外しました。泥ヨケが下に見えるので、パーキングポジションの写真です。汚れてます。
外し方は・戻し方は、こちらの記事「ブロンプトン009 後輪タイヤ交換(1/2)」に書いています。
フロントのギアとか、変速ワイヤーのスプリングとかも汚れがひどいですが、今回はそこまでたどり着けそうもありません。
外した変速機です。
ちょっと見た感じそうでもなさそうですが、実際に目で見るとかなり汚れています。
アップにするとホコリとアスファルトのカスとタイヤの微粒子とカーボンと泥と油と虫のカケラと葉っぱのカケラと洗濯物から落ちてきた繊維とその他もろもろが練りに練られてねっちょりと付着しているのがわかります。
変速機のギアを外すには、まずこのキャップを外します。小さいドライバーや千枚通しみたいなものでこじります。乾いた感じが嫌な感じですね。きちんとメンテナンスして、注油もしていればしっとりと濡れた感じなのではないかなーと想像しています。
取れました。中に六角ボルトが見えます。2.5mmです。
六角レンチ(アーレンキーとかヘックスレンチとも呼びます)を使って外します。
色付きセットもののカラフルなところが好きで使っています。メーカー違いで何社かから販売されていますが、製品としては同一のもののように思えてなりません。
自転車工具として売られていることが多いように思います。価格は安い部類で、セットで2,000円程度です。
品質も値段に応じたものなのかもしれませんが、回す側と受ける側で2セット必要な場合も多く、安価なのはありがたい。
もちろん、のりこしレベルで使うには十分です。
六角レンチはバラ売りもあるので、2.5mmとか3mmとかの細いのが曲がってしまっても買い直しできるのもありがたいです(曲がってもそのまま使ってますが)。
外れました。金属のパイプ状のパーツが見えます。スペーサーだと思います。ラジオペンチとかピンセットでつまんで取っても良いのですが、ベアリングとか入っていないので、逆さまにして取り出しても特に問題ありません。この後の写真に写っていますが、ワッシャーが入っているので、一緒に出てくることもあります。
ギアとスペーサーが外れました。
底にワッシャーが入っています。これも外します。
ねっちょりべたべたで取り出さないと出てきませんでした。
二つあるギアの両方を外します。
パーツはネジ、スペーサー、ワッシャー、ギアの、キャップ、全て同じだと思います。
こんな感じの黒いのがポトンと落ちていることがあります。後輪のタイヤ交換の時にも書きましたが、こいつは慎重に扱わなければなりません。
ギアに付いていた、あの黒いネチョネチョが落ちて来たのです。最悪なのは足で踏んでコネってしまうことです。
この黒いのが付いてしまうと、なかなか、本当になかなか取れないので注意してください。できれば新聞紙とかいらないレジャーシートを敷いて整備することをお勧めします。
夢中になって整備していると必ず寄ってきます。ヒトスジシマカです。何カ所かやられましたが、一矢報いました。
のりこしは蚊に刺されやすいので、外でやるときは虫除けは必須です。
屋外では揮発した薬剤が薄まってしまうので殺虫効果は期待できそうもありませんが、ある程度の忌避効果はあるかな~と思ってます。
写真はイオンのプライベートブランド「トップバリュ」の製品です。
価格が安いのはいいんですが、本体が軽いのでこけやすいことと、冬場に替カートリッジが棚からなくなるのが困ります(一年中在庫してください>京都のイオンさん)。
次ページ 変速機(ディレイラー)を掃除します。