ブロンプトンにリクセンカウルの小さいバッグ「スマイル」を取り付けました。
こちらが装着したところを正面から見た写真です。正に「こぢんまり」という形容がぴったりの趣です。
かなり小さいので500mLのペットボトルははみ出します。
文庫本・新書は入りますが、実用書などの四六版、A5版ははみ出します。iPhone6+は入りますが、iPad miniはきつきつです。
ブロンプトンのフロントキャリアブロックにそのまま装着できるわけではなく、純正フロントキャリアブロックに「Bromptonフロントキャリヤブロック用Rixen&Kaulアダプタマウント」というアダプタを取り付け、そこにリクセンカウルというドイツのメーカーの着脱用アタッチメントを取り付け、目的のバッグを取り付ける、という3段階方式での実装ということになります。
こう書くとなにやら
思ったほどオフセットにもならず、「飛び出してる」感はありません。
さて、肝心のバッグ、スマイルです。
買いました。
裏側です。
タグを外してファスナーを開けると、いきなり何か黄色いモノがびろーんと出てきました。
内容物を出してみます。バッグ本体、黄色いのはレインカバーです。右上の黒いのがショルダーにするときの肩紐、左上の四角いのが自転車に取り付けておくアタッチメントです。そうです、この「スマイル」には標準アタッチメント(製品名フロントアタッチメント:型番KF810)が付属しているのです。リクセンカウルのバッグには、アタッチメントが付属している商品と付属していない商品があります。
アタッチメント付属のバッグを買えば、別売りの単品を買わなくてもよいのですが、付属のKF810はパイプ径22-26mmに対応しているので、もっと太いハンドルなどにつける場合はそれに応じたアタッチメント31.8mm対応のKF852を別途購入する必要があります。
アタッチメント単体の標準価格が2,500円(2016-11現在)で、そこそこします。スマイルの価格は、そのサイズのバッグとしては決して安価ではなく、それはアタッチメント代込みと思って納得して買ったのですが…個人的にはアタッチメントは全て別売りでも良いと思います。
これはタグです。品名「スマイル」、No.とは品番のことだと思いますが「KT814」、価格も書いてあります。輸入元は「ピーアールインターナショナル」、URLが http://www.g-style.ne.jp となっています。
スマイルにはジッパーつきのフロントポケットと同じくジッパー開閉のメインコンパートメントがあり、これはメインのジッパーを開けたところです。写真左側がフロント側、右側には持つためのハンドルが写っています。メインコンパートメントの中に、もう一つジッパーがあり、内ポケットになっています。
ブロンプトンにつけてみた写真です。改めて「こぢんまり」です。スマイルのハンドルは腰があり、ぴょこんと上に飛び出しているように見えます。デザイン的にもちょっと面白いですね。
裏側から見るとこんな感じです。ショルダーストラップは外した状態です。
真上から見たところです。走りながらモノを取り出すにはちょっと遠いです。
京都市内の某ショッピングセンターに買い物に行きました。行きはショルダーストラップをバッグに入れていますが、買い物中は肩掛けにしています。帰りにそのままカチッとはめると、こうなります。一見して危なそうです。このまま走ると、ショルダーストラップが前輪に巻き込まれかねない、非常に危険な状態です。
とはいうものの、スマイルはとても小さいために、ショルダーストラップをバッグ内に収納するとそれなりの部分を占めてしまいます。そこにカメラ(一眼は無理です。コンデジまで)、財布(長財布は微妙。厚みがあると難しいかも。のりこしは二つ折り)、手帳(バイブルサイズ不可、のりこしはB7サイズのミニ6穴)などを入れると空スペースはほとんどありません。
「ポケットにはちょっと大きい」というモノを入れて、軽やかにポタリングするためのバッグですね。
[20161116]