スピナーとかスピナベとか自作したり、修理したりします。特にスピナーはロスト多いんで自作が重宝することも多いです。
スピナーもスピナベも、バネ線やステンレス線などのワイヤーを使います。ワイヤーをカットするにはペンチやラジペンのカット部も使えないことはないのですが、やはりニッパーが便利。特に、ギリギリでカットしたいはニッパー以外の選択肢はありません。
ニッパーの刃がボロボロにこぼれてしまい、なかなかワイヤーが切れなくなってしまいました。
元々、電線を切っていたのを工作用におろしたので仕方ないですね。
このニッパーの刃が特に悪いというわけではありません。
新しいのを買いました。クニペックス社の型番7401−140。硬線用のニッパーです。
本体自体に
裏側には型番74-140。外国製のこういう金属製品はたいてグリスまみれです。これなんかオイルだし、量もすごく少ない方です。
MADE IN GERMANY。ドイツ製です。東西ドイツ統一後はW.GERMANYを見ることも少なくなりました。
PIANO VANADIN。「ピアノ線切れるよ」って意味かな。
刃先がVの字になっていて、頂点と頂点が「 >< 」のように噛み合うようになっています。なので、切断面は傘形「 ===> 」になります。
実際にスピナーのワイヤーをカットしてみましょう。自作したものの、回転がイマイチで作り直そうと思っていたものです。
掴んでいるのは先っちょだけですが、
楽々カットできます。
スイベルの回収も難なくOK。
バラしました。
ワイヤー(バネ線)の太さは0.8mm。
今回買ったのは、一番小さいモデル。バネ線1.5mmまでいけると表示されています。淡水のスピナーや小型スピナベなら、普通はバネ線0.6mmか0.8mm、太くても1.2mmなので十分です。
海で使うワイヤーを加工するなら、もう一つか二つ大きい160か180の方がいいでしょう。
切断力の割に小さいので、工具箱への納まりもいいです。
日本製ならフジヤ(フジ矢)ブランドのニッパがいいと思います。使った経験もあり、性能的にもすごくいいのですが、グリップの色が薄いオレンジなのが気になって、今回はクニペックスにしてしまいました。
クニペックスは、パッケージに青を使って、本体の赤を引き立たせているように感じます。使い始めると色味は赤だけなんですがね(^^;)
これでスピナーたくさん作りますよ!
[20220901]