Bromptonキックスタンド(MULTI-S)の取り付け

ブロンプトンにキックスタンドを取り付けます。パーキングポジションは気に入っていて,迷っていたのですが,ついに買いました。

ブロンプトンにキックスタンド(MULTI-S)を取り付けます。散々迷って買いました。

Brompton S2L とキックスタンド

 のりこしのブロンプトンS2L、ポカポカ陽気の中を走ります。京都の衣笠南道公園きぬがさなんどうこうえんです。

 

 御土居おどいと呼ばれる、豊臣秀吉が築かせた防衛用の堀と土塁の内側(洛中側)にあります。

 

 斜めにゆがんで見えますが、一応水平は取れています。この辺は坂が多いのです。公園の横には……

 

 

 

 

 

Brompton S2L とキックスタンド:御土居

 こんな階段があります。かつては土塁で敵の侵入を防ぐ役割があったのでしょう。

 

 今となっては交通の障壁と化しています。が、洛中・洛外を明確に区別する京都の人にとっては、今もって重要な役割があるやもしれません。(このあたりの意識としては井上章一さんの書かれた「京都ぎらい」が大変参考になります)

 

 

 さて、本題のキックスタンドです。

 

 

 

Brompton S2L とキックスタンド

 ブロンプトンのパーキングポジションはとても気に入っています。

 

 何といってもコンパクトだし、両立スタンド装着ママチャリのように直立するのがいいです。

 

 でも、地面・路面が斜面だったり、不安定だったりすると、当然駐輪も不安定になって、そもそもまともに立たないということもしばしばです。

 

 

 キックスタンドのことは前々から気にはなっていたのです。ただ、

  • 今までスタンド無しで来たのに、無駄な買い物じゃなかろうか。
  • 折りたたみに支障はないんだろうか。(ブロンプトン&キックスタンドで真っ先に思い浮かべたのが、ミニベロ専門のレンタサイクル「パッシオーネ」さんなのですが、パッシオーネさんのブロンプトンには、キックスタンドが付けられてはいるものの、折りたためないようにされているとのことなのです。そもそも、今まで意識していなかったので、まじまじと見たこともありませんでした。見せてもらいに行こうかとも思いましたが、時間の都合で行けてません。)
  • キックスタンドを付けるのは「ブロンプトン魂」とか「ブロンプトン道」とか「ブロンプトン愛」とか道義的精神論的に、またスタンドを付けたことで「ブロンプトン学会」から追われるなど、社会的に許容されるものなのだろうか。
  • キックスタンドを付けることでバランスが悪くなってこけたりしないだろうか(それはナイだろう)。
  • そして、なによりなにより、結構お値段高い。

 などなど、様々な思いが交錯していたのです。

 

 にもかかわらず、今回思い切ってキックスタンドを買うことにしました。だって写真撮るとき便利なんだもん。

 

 なお、ブロンプトンのキックスタンドの購入・取付については先達の記事を参考にいたしました。御礼申し上げます。

 

 

 

 

Brompton S2L とキックスタンド

 さて、買いました。パッケージとしては、ポリの袋に入ってシールが貼ってあるだけです。

 

 

 

 

 

Brompton S2L とキックスタンド

 ¥8856- と値札がついています。ラベルには、

  • MULTI-S:これが商品名だとおもいます。「マルチエス」と読むのでしょうか。
  • Imperium Cycle:会社の名前「インペリアルサイクル」です。サイトもありました。http://www.imperiumcycle.com。自転車のパーツを扱っているので間違いないと思うのですが、MULTI-Sはサイトには載っていませんでした(2016-12現在)。同名の他の会社でしょうか??つっこんで探していないので未確認です。
  • Kickstand for Brompton:商品解説かな?
  • Part No:IMP-BKD-xxx:パーツナンバー、型番、品番です。xxxは正式型番のようです。他の商品では色番号などが入るのかもしれません。
  • 2016 New Version - Stainless streel axis:2016年ニューバージョンです。ステンレス軸と書いてあるので、以前は棒の部分が鉄やアルミなど、他の素材だったのかもしれません。
  • Made in Taiwan:台湾製です。自転車のパーツは台湾製が多いですね。以前ブロンプトンも製造していたと聞いたことがあります。ジャイアントの本国で、社長は大変な自転車好き、日本にも良く来られているそうです。

 

 

 

 

Brompton S2L とキックスタンド

 袋から出しました。

 

 

 

 

Brompton S2L とキックスタンド

 細かい梨地のマットな仕上げです。ヘッド部分に商品名と会社名がレーザー刻印されているので、取り付けた時にこちらが外側になるのでしょう。

 

 

 

 

Brompton S2L とキックスタンド

 ヘッド部分の裏側です。ご覧頂いてお分かりのように、車軸に固定する穴が一つで、回り止めのためのネジなどはありません。

 

 ヘッド裏側の形状がブロンプトンのリア三角にぴったりとはまる事で、スタンドだけが回ってしまわない構造になっています。

 

 

 

 

Brompton S2L とキックスタンド

 スタンド部分(棒の部分)には「Specially designed for * Brompton * kickstand」、(*ブロンプトン*キックスタンドのための特別設計:のりこし訳)とあります。

 

 

 

 

Brompton S2L とキックスタンド

 スタンドの先端部分です。硬めのプラスチックが嵌めてあります。