こちらはパッケージ裏側です。以前、ママチャリのローラーブレーキのグリスを買ったときもそうでしたが、シマノの自転車用品は世界中で売られているので、各国語の説明が併記してあります。
日本国内向けなのか並行輸入品なのか、はたまたそんな区別すらないのか、なにせ世界中なのです。
BR-9000 R55C4 カートリッジブレーキシュー 1ペアと書いてあります。
パッケージの中身です。シューが二つ、ネジが二つ。
シューには左右があります。Rの文字が見えます。こっちが進行方向に向かって右側。
こっちはLです。進行方向向かって左側です。今回は後ブレーキですが、前ブレーキも同じシューです。
5mmのアーレンキーでカートリッジ(ブラケットとかシューホルダーとか舟と呼ぶ人もいます)ごと外します。
おっと、ここで順番を覚えとかないと。内側から、ブレーキ本体、ワッシャー、ブレーキアーチ、ワッシャー、ボルトの順です。
外しました。並べるとこんな感じです。真ん中二つがワッシャーなのですが、同じではありません。
写真右側はブレーキアーチ外側のワッシャーです。普通のぺったんこワッシャーです。写真左側はブレーキアーチ内側のワッシャーです。写真ではわかりにくいかもしれませんが、片面が凹レンズのように曲面になっています。付ける時には間違えないようにしましょう。
取り外したブレーキシューです。まだ溝あるじゃん。もうちょっとがんばっても良かった?などと思ってはいけません。何事もひどくなってからでは高くつくのです。
滅多に外さないので、ためつ、
すがめつ、観察します。うーむ。よく走った。いや、ブレーキシューだから、よく止まったというべきか。
などと感傷に浸っていると日が暮れてしまいます。さっさと済ませましょう。シューホルダーからシューを外します。2mmのアーレンキーを使います。
手が真っ黒になりそうで、おそるおそるやっているためか、それともがっちり食い込んでいるためか、なかなか外れません。
やっとずれました。ちなみに古いシューに見えているロゴはFIBRAXです。純正品ですね。今回用意したシューは取付部形状が純正と互換のシマノの製品です。
こちらが純正品。お値段は二倍ほどします。
外しました。手が真っ黒です。最初から手袋をするか、手は汚れるものと覚悟を決めて作業すればもっと効率がいいのに、小さい決断を面倒くさがって作業するから時間も掛かるのです(←まぁいつものことですが…)。
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