琵琶湖の矢橋帰帆島です。風に押し戻されつつ走ります。魚釣りに来ましたが、風が強くてのりこしの持ってきたタックル(お道具)では埒が明きません。早々にあきらめました。
大昔(ひょっとしたら昭和かも?)に買ったサンヨー(SANYO:現在はパナソニックと合併)製の自転車用ライトのブラケットです。
ライトはマグライト2AAとほぼ同じサイズで、マグライト互換と言ってもいいような「懐中電灯」でした。お見せしたいのですが、現在は処分してしまってありません。
本家のマグライトにはたくさんの種類がありますが、2AAとは単3乾電池2本で点灯するタイプで、正式にはミニマグライトといいます。
ミニとはいいつつ、LEDライト全盛の現在では、「どこがミニなん?」と突っ込まれそうですが、現在でも「ミニ」を冠して、LEDタイプの販売を続けています。
この残ってしまったブラケットは、手持ちのマグライトのブラケットとして現在(2016年3月)も使っています。
このミニマグライト、電球タイプで、「電気の玉が切れ」ます。切れたら予備パーツの電球と交換して使います。
サンヨーのライトとマグライト2AAでは、バルブ(電球)の互換性はありません。
のりこしは、ミニマグライトは純正、サンヨーの電球はELPAなどの互換品を使っていました。
気に入って使っていますが、プラスチックの樹脂表面が荒れて、粉を噴いたように劣化してきています。もともとはツマミのついたネジがついていたのですが、蝶ナットに替えてあります。
廃番になってしまったのでもう手に入らないこともあり、少しでも長持ちさせるために手入れすることにしました。
使うのはこれです。クレポリメイト。
のりこしが小さい頃は「♪くれぽりめい~と~」とコマーシャルしていましたが、いつの頃からか見なくなりました。
CM自体が関東地方限定だったのでしょうか。
クレポリメイトや、似たような製品のアーマオールは、大雑把に考えると樹脂の表面を保護するシリコンといったところです。
樹脂の隙間に入り込むと同時に表面に薄い皮膜を作ります。
紫外線防止にもなるのでマメにメンテすれば寿命をだいぶ延ばせそうです。………が、言うは易く行なうは難しの言葉通りです。
手入れのアフターです。どうでしょうか。表面のガサガサ感が減ってなめらかさが増したように見えます。手で触った感じもそんな感じです。
実際にブロンプトンに付けてみました。
違う角度から。いい感じです。
LED LENSER(レッドレンザー)のA5というLEDライトもこのブラケットにぴったり収まります。
この、サンヨー製ブラケットはマグライトサイズのライトには完璧な形状と思うので、再発売を期待しますが、むずかしいでしょうなあ。
3Dプリンタ使える人に頼んだほうがいいかも。知り合いにいないけど。
ライトは単3電池1本タイプなので、電池の片減りに気を使うことも無く、出先でもすぐ調達できるのがいいです。
全体の長さも短く、車体をたたむ時に、ライトのボディ部分がうまくスポークの間に入るようにするとライトをつけたまま折り畳めます。
残念ながら、ブラケット同様、このA5も廃番になってしまっています(2016年3月9日現在)。単3電池一本の後継機種は「LEDレンザー Pシリーズ」などです。
このブラケットを使わない、単3乾電池1本タイプは、キャットアイとブリヂストンから発売されています。
キャットアイの製品は使っています。LEDなのでマグライトより明るいし、無理してマグライト使う必要もないんですけどね。
帰帆島の写真は2015年10月、ブラケットのメンテは2014年2月の写真です。