のりこしのブロンプトンS2L、輪行で浜松城まで来ました。京都から新幹線で浜松まで、指定席を取る時に車両の一番後ろを取るのがポイントですね。
さて、本題のフロントライトです。CATEYEの白色3LEDライト、型番TL-LD130-Fです(TL-LD130-Fは生産終了で、2016年1月現在、後継機種の製品名OMNI5[オムニ5]、型番TL-LD155-Fが販売されています。取付ブラケットは共通です)。
のりこしのブロンプトンには、もともと純正ライトをハンドルに、フロント反射板が付いていたステーにパナソニックのかしこいランプSKL088を付けて、ダブルライト化していたのですが、ある雨の日の夕方、「ステーが折れる」という衝撃的なイベントケースがありました。
ライト自体は傷がついたものの、機能的に問題なかったので、ステーを取り寄せてもらいパーツ交換して、再度同じライトを取り付けました。
しかし!!!
なんということでしょう!!!
再度ステーが折れてしまったのです。
のりこしのブロンプトンは京都の鴨川あたりの石畳状の路面も良く走ります。アスファルト舗装と比較して細かい振動が多く、ステーが金属疲労してしまうのでしょうか。
それとも、ブロンプトンのステーは「ヤワ」なのでしょうか。
それとも、ライトの自重が重過ぎるのでしょうか。
それとも、のりこしの乗り方に問題があるのでしょうか。
それとも、のりこしに恨みがある人(心当たりはありませんが)が何か細工をしているのでしょうか。
それとも、…もういいです。
理由はどうあれ、突然ステーが折れてライトが転がっていくというのは自車だけでなく、後続車など周囲の交通にとっても危険です。
解決方法で一番現実的なのはフロントライトのステーを特注して折れないものに変更するライトを軽いものに変更することです。
ということで、いろいろ探した結果、CATEYEの白色3LEDライト、型番TL-LD130-Fにたどり着きました。
でも、本当の理由は安売りしてたからです。
普通1,000円で売ってるのが、
なんと3割引の698円で売ってました。でもこれだけでは愛しのブロンプトンには付けられません。別途ブラケットを買い求めます。
これが要ります。キャットアイのパーツナンバー544-5620「リアラックブラケット」です。関係ないことですが、キャットアイのパーツ番号は製品には7桁のハイフン無しで書かれているのに、カタログなどでは、なぜ3桁と4桁のハイフンありで書かれているんでしょう。
ライトのパッケージの裏に534-2250「キャリア用ブラケット」がオプションパーツとして書かれていますが、ブロンプトンのフロントに取り付ける際には、「リアラックブラケット」が必要です。お間違えなきよう。製品には534-2260FlextightブラケットSP-10(生産終了、現行品SP-12-F相当)と、544−0900クリップ(C-1N)が付属していますが、今回は使いません。
取り出したブラケット本体です。人間(の脳)は「モノを人の顔に見てしまう」性質があるそうです。
これも顔に見えます。カエル?か、セミ?、それともバルタン?のようにも見えます。
左右の目ん玉部分は、ネジと対になるナットの役割をするパーツで、本体にライナーでくっついています。
取り外さないと使えないのでニッパーで両方切り取ります。「うぎゃー、や、や、やめてくでぇぇぇ」と断末魔の悲鳴が聞こえます(幻聴です)。
アホな過去の自分には構わずに先に進みましょう。ライナーをきれいに切り取りました。
ネジ受けは2個できます。ブロンプトンでは1個だけ使います。
残りの一つはブラケット裏に保管場所が用意されている(青色矢印部分)のですが、いかにも落としそうです。
と思いきや、ブロンプトンでは、これが重要な役割を果たします。
赤い矢印の穴でブロンプトンのフロントライト取付ステーに固定します。
標準で付いているフロントの白色反射板です。これを外します。青い丸のところが、取付ステーです。
ネジ留めする前に、ブラケットをあてがって見ます。ここで衝撃の事実!!!これは凄い!!!マジスゴイっス!!!
お気付きでしょうか、ネジ留めする上の穴とネジ受けを収納した下の穴が寸分たがわずピッッッッタリなのです。
しかも!!!ネジ受けがブラケットの穴に少し入り込んで、回り止めの役目を果たしています!!!
あまりの衝撃に感嘆符連発になってしまいました。本当にびっくりしました。
実際に取り付けてみます。上の穴に付属のネジを通し、ネジ受けを当て、締めていきます。
締め切ったところです。ネジの出がもう少し欲しいですが、ボルトナットではなく、木ネジタイプなのでこんなところでしょうか。これでライトを取り付ける準備ができました。
こちらがライト本体です。パッケージから出しました。サイドにコインが嵌るくらいの溝が切ってあり、硬貨やドライバーなどでこじると前面の透明カバーと後面の基板側に分かれます。基板側がそのまま電池ケースになっています。
単4電池を2本、プラスマイナスを確認して装着、カバーを戻します。
先ほどのブラケットに装着します。なんて簡単なんでしょう。ブラケットはあんなに考えて考えて選んで、おまけにうまくいくかドキドキだったのに。まぁなんでもそうですな。下地とか基礎とかが大事なんです。目に見えている部分なんて華やかなだけなんです。「ほんとうにたいせつなものは目に見えない。」んです。いやいや、左右にはみ出して見えてるけど。
なにを訳わからんことをぼやいているのでしょう。アップで見てみます。思った以上に「ハマッ」てます。今回、ライト付属のおまけ電池を使いましたが、電池の柄が透けて見えるので、フレームの色と合わせたり、挿し色的に使ったりという楽しみ方もできそうです。
ブラケット上部には抜け防止&盗難防止のネジを付けられます。
「念には念を入れて、このネジはいじり止めポッチの付いたヘックス、いやいや、トルクスネジに交換すべきだろうか」などと考えてしまうのはのりこしだけでしょうか。
これは、もともとブロンプトンに付いていたフロント白色反射板と、その取付ネジです。
フロント反射板の型番が書いてあります。「RR-180-BT」、きっとリアリフレクターの180のブロンプトンですね。……リアじゃないって。
上がキャットアイのネジ、下が反射板のネジです。一見して反射板のネジの方が太そうです。
ということは、ステーの穴がキャットアイのネジの穴より大きいということです。
キャットアイのブラケットの固定がぐらつきそうな懸念がありますが、ステーの下の穴も上の穴も、ネジ受けのプラが若干入り込む状態になるので、ぐらつきは感じられません。
取付部材の総重量です。54gです。反射板とトレードということもあり、まずまずでしょう。と、比較重量を測ってないのに適当に言ったりして……。自己の正当化ですね。
かしこいランプと比較すると軽いのは明らかなので、これで様子をみます。
実際のレビューというか、使用感です。
などなど、更新・追加記事など書く「予定」です。是非またお越しください。
[20170114]