のりこしのブロンプトン。ポタリングと言うよりヨタリングって感じです。京都の鴨川沿いです。
ヘッドライトにパナソニックのオートライトNL-876Pを付けたという記事を書きました。
(NL-876Pは2015年12月現在、後継機種の型番SKL088が販売されています)。
機能上は問題なく使えてるンですが、ちょっと気になる。
ブロンプトンのブラケットを取付け板と本体で挟んでいるだけなので、ちょっとずつずれてくるのです。それに加えて、上に強く引っ張ると取れてしまうので盗難も心配です。
なんとかならないかと思って考えました。取付け板をブラケットに低頭ボルトとナットで固定、そこに本体を取り付けることにしました。
用意するものは、M5の超低頭ネジ1本、厚さ1.5mmのワッシャー2個、M5袋ナット1個です。
ナットは袋になっていなくてもかまいませんが、ネジは超低頭であること、ワッシャーの厚みも重要です。
今回、超低頭ネジは鉄のものを使いましたが、たまたま近くのホームセンターのステンレスの在庫が見当たらなかったためで、当然ステンレスの方がいいでしょう。超低頭ネジは120円、ワッシャーは198円でそれぞれ購入。
袋ナットは手持ちを使いました。
M5超低頭ネジの頭部の厚さは1.2mmと記載があります。
取付け板にネジの頭が入るだけザグった方がきれいに仕上がると思いますが、のりこしは工具がないのでパス。1.5mm厚で径の大きいワッシャーでネジの頭の厚さを確保します。
普通のワッシャーより径の大きいワッシャーの方が広い面で支えるので安定するかなーと考えました。
直接関係ないのですが、ついでに取り付け板と本体を固定するナットを手持ちの六角穴ボルトに変更します。規格は標準的なM4の0.7mmピッチです。
取付け板です。左右にボルトがはまる溝があります。
真ん中に穴をあけます。ブロンプトンのブラケットの穴がM5サイズなので、こちらの穴も5mmφにあわせておきます。
穴をあける場所が凸部なのでいきなり5mmで開けるとずれるかもしれません。
のりこし は2mmドリルのピンバイス→3mmピンバイス→5mm電動ドライバドリルで開けました。
超低頭ネジとワッシャー、袋ナットでブラケットに取付けたところです。
後ろから見たところ。写っているワッシャーは先に書いたワッシャー2個とは別のワッシャーです。これは無くてもいいかも知れません。あった方がいいとは思います。
左右にワッシャーを挟み込んで、本体をネジ止めします。
上から見たところです。取付け板と本体の間に隙間が見えます。ワッシャーの厚みの分、1.5mm空いています。
のりこしにとってはイメージ通りで満足しています。隙間が気になる人は、もう少し手を加えると無くす事ができるかもしれません。方法はいくつか考えられます。
後ろから見たところです。挟んでいただけの時よりしっかりと取り付けられました。ただし、1点で固定しているので、ギュっと力を入れると左右に回ります。時々増締めした方がいいかもしれません。
こちらは挟んでいただけの時の写真。改めて見ると、ちょっと不安定っぽいです。
電池交換の時に外すネジです。取付け位置が上にずれたので、以前に比べると泥よけとの隙間が大きくなり、ネジへのアクセスが容易になりました。
挟んでいたときの写真です。比べてみると、クリアランスの違いがはっきりわかります。
折りたたんだところです。安定感抜群です。
NL-876Pは廃番になり、2015年10月現在、後継機種の型番SKL088が販売されています。
2021年2月現在、SKL088も廃番になっていて、同じ形状のライトは販売されていません。
[20120127]