無印良品の壁掛用CDプレーヤーです。当初は子供の語学学習用として子供部屋に、やはり語学学習には向かず、リビングに移して使っています。
外した後の穴を塞いだり、ACアダプタを挿すコンセントの向きを変えたりと手を掛けているうちにだんだんかわいくなってきました。魅力的な唇をこちらに見せているところみると、相手もその気があるのかもしれません。
さて、このCDプレイヤーにはリモコンが付いています。このリモコンは他の機械でも良く見かけます。外側のケースは同じで、中の基板とほぼ一体化した表面のボタンが、それぞれの製品によって多少違うといった感じです。
電池のセット方法も各社同じです。ということは、電池ケースだけツメが折れてしまったりしても、代替品パーツが出に入れやすいということでもあります。
薄くてコンパクトなのはいいのですが、その薄さが災いして紙の間に挟まったりして行方不明になったりします。紙にまぎれて古紙回収にでも連れて行かれると大変なので、引っ掛ける紐をつけて居場所を決めてあげることにしました。そこら辺にあったストラップの紐を流用します。
この紐は、結び目のコブで金具に留められています。
リモコンのどこに紐をつけるかですが、電池ケースに穴を開けて、そこに付けることにしました。
これが電池ケースです。「CR2025」と使用する電池の型番が書いてあります。写真では左上の部分がリモコン本体に引っ掛かる抜け止めのツメです。ツメに近いところは避けて、丸で囲んだあたりを加工することにします。
ドリルを出して来ました。セット物の廉価品ですが、相手がプラスチックなので問題ないでしょう。使う電動ドリルが六角軸のビット対応なので、ドリルも六角ビット仕様を使います。一番細いのは1.5mmです。
お気に入りの電動ドライバー、「BOSCH IXO3」にセットして、
手持ちで開けます。太さは1.5mmで丁度いいようです。太すぎると強度が落ちますし、細すぎると紐が通りません。のりこし はわざわざ電動を出してきました(使いたかっただけともいいます)が、ドリルの軸を直接手で持ってぐりぐりやっても開くと思います。
こんな感じになります。
いきなり紐を通そうとしましたが、二つ折りにした紐は通りませんでした。まずループにした糸を通して、
紐を引っ掛けて、糸を引っ張ります。
通りました。
ループの長さを決め、紐に結びコブを作ります。結んだ後のあまりも短すぎるとほどけやすくなるので、それなりに残すようにします。手ではできないのでピンセットを使いました。
結び目をきつく締める必要がありますが、手ではできません。ループに割り箸など(今回はピンセット)を通し、紐の結び目のあまりをペンチで握って強く引っ張って締め込みます。
このペンチは、挟むものを傷付けないように挟む面にギザギザが無いものですが、もちろん普通のラジオペンチなどを使っても問題ありません。
歯の無いペンチはフラットペンチとか、フラットプライヤー、平ペンチ、溝なしペンチ、アクセサリー用ペンチ、ジュエリーペンチ、フラットノーズなど実に様々な呼ばれ方をしています。
こんな感じになります。結び目がちょっと大きいようにも見えますが、なんとかなるでしょう。
電池をセットして、本体に差し込みます。
結び目が大きかったのか、ちょっとスキマが開いています。使ってみたところ、特に問題はありませんが、気になるようなら、もう一度取り出して結び目のコブをペンチでつぶすと綺麗に収まります。
もっと細いものを買ってもいいのですが、「ありあわせで対応」に喜びを見出すのりこしとしては、現状で良しとしたいところです。
完成でーす!!喜びの瞬間ですね。フックに引っ掛けやすいようにダブルリングをつけました。
BOSCHの電動ドライバー「IXO」シリーズは五世代目になりました。だんだんかっこ良くなりますね。のりこしは第三世代。標準サイズの電動ドライバーより、だんぜん使用頻度が高いです。回転数が小さいので、幼児の「お手伝い」にも使わせています(もちろん監視下ですが)。
トルクアダプタや隅寄せアダプタをはじめ、ワインオープナー、ペッパーミルなどなど、マジ?と思うようなオプションパーツも面白いです。本体・オプションパーツはこちらからご覧ください(楽天です)>>
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