無印良品「壁掛式CDプレーヤー」です。プレイヤーじゃなくてプレーヤーなんですね。ラジオのプリセットができないなど、機能的にはもう一つですが、子供の部屋の壁に掛けて、一日中英語のCDを聞かせるべく買ってきました。結論から言うと、英語の勉強には、まーーーーーーーーーーーーーーーーーーーったく使いません。これでも長音記号は少ないくらいです。
予想していたこととはいえ、数十年前の我が身を振り返れば当然の結果とも言えるでしょう。
壁掛けのプロセスです。
箱から中身を取り出します。
内容物で大きいものは本体、ACアダプタ、リモコン、壁掛け用ブラケットといったところです。こういう類のものを買うと、いつもACアダプタにうんざりさせられます。これだけUSB充電器(=電圧変換器)が普及しているのだから、手持ちのものを使えとか、別売りにして安くして欲しいものです。
そのためには5V、0.5~1A程度で動くように作らないといけないので、そのあたりが難しいのかもしれませんが。なんとかしてっという感じです。
壁掛け用ブラケットを壁にあてがって、石膏ボード用のパーツ(矢印)をつけているところです。このパーツは押しピン状になっていて、仮留めできます。左右に窪みがあります。同じものを3個並べて固定します。
ここで一度、レベル(水平器)を使って水平を確認します。
残り二つを壁に刺して、もう一度確認。きちんと水平についています。このくらいの大きさのものの設置だと、もっと小さいレベルの方が使いやすいですね。
石膏ボード用の釘を打ち込んで固定します。この釘は長い割に細く、頭が小さいという特徴があります。モデルさんのようなシェイプですね。打ち込み用の工具も同梱されていますが、工具というより、裁縫で使う「指貫」のレベルです。
小さいハンマーなどがあればそれを使うのも良いと思いますが、モデルさんは華奢ゆえ、ハンマーだと折れ曲がりやすいので、のりこしは「石膏ボード釘打ち込み用専用工具」を使うことにします。
この工具は、先端が筒になっています。
使い方です。まず、釘を部材に手で軽く刺して打ち込む方向を整えます。
釘に沿うように工具先端の筒を差し込みます。この時、打ち込む方向に真っ直ぐ工具が向くようにします。
工具をぐいっと押し込むと、先端の筒が本体内に入っていくと同時に、ズズズズッという感触があり、釘が石膏ボードに打ち込まれます。打ち込むというより、挿していくという感触です。
きれいに打ち込めました。この工具を使うと、狭くてハンマーの頭が入らない箇所でも最後まで打ち込むことができますし、釘が曲がってしまうこともありません。
ハンマーを使うと、どうしても打ち込んでいる最中に肝心の部材(今回の場合は壁掛け用ブラケット)がずれてしまい、「終わってみたら斜めになってた」みたいなことになりがちですが、そういった事態も防げます。ハンマーで周辺(特に壁紙)をたたいて傷つけてしまうこともありません。
ちなみにこの工具は「プッシュマジック」といいます。
18本打ち終わりました。レベルで水平を見ます。きちんと付いているようです。
釘を隠すために&本体に傷をつけないためのカバーをかぶせます。
本体を取り付けて終了です。
この「無印 壁掛用CDプレーヤー」、結局子供部屋からリビングに移すことになるのですが、それはまた別の記事で。
子供用にはソニーの「ZS-E80」という語学学習に向いたCDプレイヤーを買いました。スピードコントロールやワンプッシュプレイバック(何秒か戻ってとか、数秒スキップして再生)など、語学向けを謳うだけあります。
CDの直接再生では瞬時に数秒~10秒程度戻ることはできないので、CDを先読みしてメモリー再生しているのでしょう。タイムラグも短くて使いやすいです。CDウォークマンで培われた音飛び防止機能と同じ(おそらくは更に進んだ)技術なのだと思います。音楽プレイヤーでは某林檎印にやられまくりましたが、このあたりの機械モノの技術はさすがです。
無印の「壁掛用CDプレーヤー」は、やはり語学には向いていなかったようです。用途はリビングや寝室でのBGMですね。語学用としては最初からこっちを買ったらよかったです。
[20160423]