フックはプラスチック製を使うことにしました。決め手は色ですね。
のりこしの「石膏ボード用フックセット」は寄せ集めなので、太さや長さがまちまちです。
取り付けるフック台座の穴に入る釘を試しに挿してみて探しておきます。
まず、釘を差し込みます。(すでに1本打ってあります。1本目は写真を撮りながら打てないためです。)
プッシュマジックという、石膏ボード釘専用打ち込み工具の先端の筒部分を釘に差し込みます。このとき、釘とプッシュマジックが直線になるようにします。
ギュッと押し込みます。ハンマーで打ち込むときのように勢いをつける必要はありません。むしろゆっくり押していったほうが釘が曲がる心配がありません。釘が刺さっていくのと同時に、先端の筒部分が徐々に本体に押し込まれていきます。
このくらいまで押し込みます。先端部分がほとんど見えなくなります。
きれいに打ち込めました。もちろんハンマーで叩いてもいいのですが、釘が細くて曲がりやすいこと、フックや周囲に傷を付けやすいこと、小さいフックでは、ハンマーで最後まで叩けないことなどから、プッシュマジックを愛用しています。
取り付け説明書では、手に、なにやら固い木片か、厚みのあるヘラのようなものを持って押し込んでいる図が描かれています。
無印良品の壁付け用家具・収納などに付属の道具がイラストに近いものです。
写真を撮り忘れていましたが、取り付け場所に下地が無いことも確認しています。
下地があるところには石膏ボード釘は打ち込めません。
下地の確認には、下地センサーを使っています。
針式の下地探しは正確な下地の位置や下地までの深さ(=石膏ボードの厚さ)がわかりますが、今回の目的は「下地が無いところ」を探すためで、フックの取り付け場所もピンポイントではなく、だいたいのところで良いので、下地センサーでさらっとあたりを付けました。
フックの本体部分を取り付けて完成です。と、ここで気がつきました。向きを考えていなかったことを!!お姫様ネットには向きがあるのです。蚊帳と違い、出入する部分がスリット状の合わせになっています。おまけに吊り下げる部分のリングは回転せず、向きが固定されています。しまった………。
とりあえずぶら下げてみます。ここまでは想定通りで問題なし。
丸で囲んだところが合わせになっているところです。
全体です。幸いなことに向きもなんとかセーフという感じです。あーよかった。
ちなみに、今回使わなかったトライアングルフックは設置後でも向きを変えられます。
フックをちょいと付けて、ひょいっとぶら下げるだけかと思いましたが、結構時間がかかりました。お疲れさま。完成でーす。