今回の記事は蔵出しファイル。のりこしの愛車パジェロミニ。ちょっと古いけど気に入っています。
この車にソニーのカーナビを取り付けた時の写真が出てきたのでアップしました。
ちなみに屋根に乗っているのは「フローター」とか、「フロートチューブ」とか呼ばれる、魚釣りに使う浮き輪です。
このモデルはルーフレールがついているのですが、後期モデルになると、パジェロミニを名乗りながら、ルーフレールの付いていないものもあります。
のりこし なんぞに言わせると、いやしくもアウトランダーを名乗るにもかかわらず、ルーフレールもないとは…。
それでよくアウトドアに最適なんて言えるよな。
などと思うのですが、わずかな空気抵抗も減らして燃費を向上させる涙ぐましい努力でもあります。
でも、方向を間違ってるし、それを求める購買者もまた間違ってると言わざるを得ません。
閑話休題。
取り付けたのはSONYのポータブルナビ、NAV-U3V。吸盤でブラケットを固定し、そこに本体を取り付ける構造になっています。
パジェロミニのダッシュボード周辺です。吸盤を取り付けられる平面がありません。
見やすいのはETCが付いているあたりですが、吸盤がうまいこと付くかどうかはちょっと疑問です。
そこで目をつけたのがボトルホルダー。純正「カセットテープ」オーディオの下についています。
このホルダーの助手席側に4mmφのドリルで4カ所の穴を開けて…。
ボトルホルダーの大きさにあわせてカットしたアクリル板にも穴を開けて…。
のりこしはこれの前の型、
ドリンクホルダーのカーステ側の穴を開けるときはアングルアダプタを使いました。隅寄せアダプタの方がいいのかもしれませんが、穴あけの相手がプラスチックだったのでアングルアダプタで十分いけました。この日は使いませんでしたが、トルクアダプタの出番は結構多いです。
なんと、2020年1月、日本でIXO6が発売されました(ドイツ本国では2019年11月)。IXO5の発売が2015年ですから、各世代の息の長い商品と言えるでしょう。スピードコントロールが付いたり、充電がマイクロUSBになったり、外観が大きく変わったり、ビットがたくさん付いていたり、ケースが標準で付属していたり、かな~~~りメジャーアップデートされています。ちなみにアダプターはIXO3から共通です。
M4(4mm)のボルト、ワッシャーそれに袋ナットを用意して…。
ホルダーの穴にかぶせるようにアクリル板をネジ留めします。
位置は現物合わせで決めました。
これがNAV-U3Vのブラケット。
後ろ側に吸盤を外すための取っ手がありますが、これは後で干渉するので取ってしまいます。
アクリル板だけでもいいのですが、吸盤をしっかり吸着させるためのシールが同梱されているので使います。
ブラケットを取り付けたところです。NAV-Uシリーズでは、シガーソケットからの電気をブラケットで受けます。
ボトルホルダーを下から見たところです。
写真では電源コードの束がはみ出して見えますが、実際にはもっとしっくりはまって、隠れてしまいます。
ちょっと低い位置ですが、ナビ機能、ワンセグもばっちりです。
3年程使用していますが、全くトラブル無しです。
カーステのラジオも問題なく使えます。
カセットテープの出し入れは干渉しますが、できない事は無いというレベルです。
NAV-Uは気に入っていたのですが、ソニーはカーナビから撤退してしまいました。あまり大きい画面はいらないし、ブランド志向というわけではありませんが、高熱になる車内で使うものなので信用は大事ですね。次はどうしようかと考えています。パナかな……。
カーナビの内蔵ディスクがHDDからSSDになったり、IXOもカーナビも知らないうちに進歩してますね。
[20120218]
[20200513]