物干しに使っているピンチハンガーが壊れてしまいました。
竿にかけるクリップ部分の根本がポッキリ折れてます。もう10年ほど使っています。
もともと全部ピンク色の洗濯バサミがついていたのですが、劣化して壊れたものを白色の洗濯バサミに取り替えていて、それが半分以上のなので、同じ材質でできていると思われるクリップ部分も劣化もかなり進んでいたのでしょう。
こんな感じでポッキリです。さて、どうやって直しましょう。
VVFケーブルを出してきました。1.6mmの2芯です。長さは15センチくらい。
ちなみにVVFケーブルとは、家の壁の中の電気配線に使われている電気コードのことで、中の電線がよってある銅線ではなく、針金みたいな一本の銅線で出来ています。
なので、VVFケーブルじゃなくても、そこそこの太さの針金でも同じように直せると思います。
外側をむいて、単線にします。ピンチハンガーの色と合わせるために白を使います。
ドリルでVVF単線を通すための穴をあけます。3mmでいいかなーと思いましたが、3.5mmじゃないと通りませんでした。
電動ドリルドライバは、まいどおなじみのRYOBI製FDD-1010です。
電線を通して、
皮膜は剥かなくてもいいのですが、手持ちのリングスリーブが「小」しかなく、剥かないと入らないのでの剥きます。
リングスリーブをカシメます。
できました。こんな感じ。
そこらへんにあるSカンと組み合わせます。
プラスチックでは重量的に多分もたないと思うので、金属製のSカンを使いました。
このSカンがダメなら、更に丈夫なSカンかカラビナと交換しましょう。
S字金具の方をちょっと曲げて、さらに使いやすくしました。
物干し竿に引っかけることもあるので、上側は広めに開けています。
これでまたあと10年はいけるな。
[20210928]