日産デイズに、DIYでドライブレコーダーを取り付けます。選んだドラレコは、JAFで販売している「ドラドラ」です。後ろも録画したいのですが、リアカメラをDIYで取り付けるのは配線が難しそうなのと、JAFの信頼性を重視しました。
「ドラドラ」は価格的には高いですが、DIYで付けることで工事費を節約すると考えて良しとしました。
まずは電源をどこから取るのか決める必要があります。
シガーソケットはすでにポータブルカーナビで使っています。
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シガーソケットの裏の電線から引くことも考えましたが、すでにUSBコンセントを増設するために使っています。
ということで、ヒューズボックスからの取り出しに挑戦することにして、対応する製品を買いました。ドラレコの電源部分はシガープラグになっているので、エーモンの片側ヒューズ、片側シガーソケットの製品を買いました。
型番は1542です(アマゾンでは4957となっています。おそらく同一製品の簡易パッケージ版)。
この製品のシガーソケットは、シガープラグを差し込んだ後にロックできる構造なので、見えない所で接続していても安心です。
ヒューズタイプは、
線の途中にヒューズホルダーも付いています。
中はガラス管ヒューズ、5Aです。
ヒューズボックスは複数ありますが、今回は運転席側のヒューズボックスから取ります。矢印の先あたりにあります。なぜ助手席側ではなく、運転席側なのかは、のりこしが常々疑問に思っているところです。
これがヒューズボックスです。潜り込んで見上げるようにしないと見えません。
作業をしやすいように、パネルを外します。写真を撮るためという理由も大きいです。パネルはネジを外して持ち上げるようにするとすんなり外れます。
パネルを外したので、見下ろすようになり、写真が撮りやすくなりました。
ヒューズボックスの蓋を外しました。蓋に、どのヒューズがどの装備(電装品)の回路なのかが書いてあります。
蓋の裏側に、ちっちゃい洗濯ばさみみたいなものが付いています。これは取り外せます。ヒューズをつまむためのピンセットです。
通電を確認するために、テスターを出してきました。検電ドライバーは安いものなので買ってもいいのですが、あんまり出番がないので普通のテスターで代用します。
マイナス側(車体側)はクリップの方が都合がいいので、テスト棒(リード棒)の先端にワニ口をかませます。
抜け落ち防止にマスキングテープ巻いて、
車体のボルトにかませました。
今回、どこから引っ張ろうかと考えた末、リアワイパーから取ることにしました。14番のヒューズです。15Aのヒューズが使われているところで、一番影響なさそうなところにしました。
リアワイパーはエンジン停止時は通電しないので、駐車中の録画は出来ません。必要なら後日改めて他から取り直すことにして、今回はリアワイパーにしました。
クリップを使って14番のヒューズを抜いて、
同じヒューズであることを確認。
リード棒のプラスを差し込んで通電を確かめます。
レンジが50DCVなので、黒の真ん中の目盛りです。だいたい12~13Vくらいでしょうか。きちんと通電してます。
電線付きのヒューズを差し込みます。
マイナス側(車体側)はさっき使ったボルトを使うことにしました。
ネジが外れてコードが落ちたりして、ペダルに絡んだりすると大変なのでロックタイトを塗ってガッチリ締めます。
新規シガーソケットの通電をテスターで確認して、電気工事(回路の工事)自体は終了です。
ここからの配線が面倒なところで、むしろこれからがメインです。
ヒューズボックスの蓋には、お誂え向きの切り欠きがあるので、特に加工しなくても線が出せます。
連続作業で写真がありませんが、既存の配線の束に沿わせて、タイラップでたばねていきます。
あんまりきつく締め過ぎないようにします。
センターパネルまで引き込みます。左に見えている線は、以前引き回したポータブルカーナビのものです。
センターの足元、シガーソケットまと同じところまで出してきました。ここらへんでドライブレコーダーと接続して、シガーソケットの裏側に隠す予定です。
もう一度通電確認(プラグはカーナビのもの)。OKです。
これで電源の取り出しができました。
続いて、ドライブレコーダーの配線の取り回しです。