道の駅福良に無事到着です。ここで雨を凌ぎつつ、お昼が食べられればいいのですが、お昼時ということもあり、どこも人が多そうです。
待ち時間があまり長いようなら、ここをパスして先に行こうと自転車を押しながら店を覗いていくと、ある店でおばちゃんと目が合い「あいてるで、食べていき」と言わはります。
のりこしが「それじゃ、あっちに自転車留めてくるわ」と言うと、「んー、でもすぐ食べられるし、そこに置いといたらよろしいで」と店の近くに留めさせてくれました。
その店が「三澤商店」です。のりこし は服が少し濡れていたこともあって、店の外のテーブルに席を取ってもらいました。
後からわかったことですが、ホンマにお客さんの波が引いた時だったみたいで、その後、のりこしが食べてる横にずいぶん人が並んでいました。
ラッキーでしたね。「相席も構へんよー」と申し出ましたが、店の人は「それがな、コロナで色々難しいねん」とのことで、行列を横目にいただきました。
オススメの焼きアナゴ丼を頼みました。炭焼きの芳ばしい香りがしておいしかったです。
道の駅福良を後に、走り始めます。雨は上がり、路面も乾いてきました。次の目的地は大鳴門橋。
淡路島は漁業がさかんで、ちりめんじゃこ(しらす干し)を天日に当てる作業台があちこちにあります。
えんじ色の鉄の枠に、ちりめんじゃこを載せた木枠を乗せて干します。
こちらは水揚げしたイワシの稚魚(ちりめん)を蒸す工場です。あたりにちりめんじゃこの香りが漂います。
さて、走って行くと、久しぶりに「アワイチ」の案内表示がありました(写真中央)。
交差点の向こう側に立っているので、道路交通法には「この先」なのでしょうが、この案内表示、当然道交法に準拠しているわけではありません。
とすると、「この交差点」の可能性もあるわけです。この交差点、右に曲がったら登ってそうな雰囲気ですよね。
はい、やっぱり登ってます。またもや登場「登坂中間点」。
このあたりも降ったようで、路面が濡れています。福良は路面が乾き始めていたので、降った時間は違うようです。山沿いですから、天候は変わりやすいです。
大鳴門橋に向かって下って行きます。眼下に大鳴門橋を見ながら快適に下ります。
実は大鳴門橋の道の駅は、アワイチのルートでは盲腸みたいなもので、ルートの途中にあるわけではなく、ルートを外れて、また戻って来なければならないのです。
ということは、この快適な下りを登らなければならないということなのです。
やっぱり、「まず登り」がいいですね。「まず下り」だと、これを登り切れば下りが待っているとならないですもんね。
大鳴門橋は、「うーん、パスしようかな」とも思いましたが、せっかくここまで来たので、ツケ払いみたいな登りを覚悟で行きましたよ。