ベランダ(バルコニー)の手すりです。ピンクで囲った部分のコーキングが劣化してきています。この傷んだコーキングの補修をDIYでやってみます。自分の知識と技術でうまくいくでしょうか。
ポツンポツンと穴が開いたように見えます。
左右の接着部に引っ張られて、真ん中が薄くなって穴が開いたような感じです。
ホームセンターに行ってコーキングとコーキングガン(カートリッジガンともいいます)を買ってきました。コーキングガンは前にも持っていたのですが、「もう使わんやろ、安いもんやし、また買うたらええわ」と捨ててしまっていました。
……とっといたらよかったです。いざ改めて買うとなると300円程度でも惜しいものです。でも、コーキングガンてしまっておく時に収まり悪いんですよね。
コーキングガンは規格化されていて、標準タイプならコーキングのメーカーが違っても使うことができます。
コーキングはたくさん種類があるので、詳しい人ならネットでもいいですが、ホームセンターで相談するのも一つの手です。
ただし、ホームセンターでも「最適なコーキングを選んでくれる=店員さんの知識が十分とは限らない」ので、詳しそうな店員さんに聞くか、厚かましいようですが「詳しく知りたいので、どなたか良く知っている人を呼んでください」と言ってもいいと思います。
最低限「屋内用」と「屋外用」は間違えないようにします。
新しいコーキングの前に、現在のコーキングを剥がさなければなりません。手持ちの中から、剥がすのに使えそうなヘラを出してきました。手すりがアルミなので金属は避けてプラスチックのものばかりをかき集めてきました。
とりあえず、「はがしヘラ」と書いてあるヘラから使ってみます。他のヘラが何かのおまけに付いてきたのに比べ、わざわざ買ったものなので、きっといい仕事してくれるでしょう。
下がないところは切れますが、両サイドのアルミの上の部分はなかなか剥がれません。それにしても、下地がなく、中ががらんどうでいいものなのでしょうか。なにか充填してからの方がいいような?部材の入れ忘れ??まさか手抜き???
せっかくなので、よく観察しておきます。フラッシュを焚いてみると中の木材が見えています。
角度を変えて、懐中電灯(LEDライト)で照らした撮影もしておきます。最近は単4電池1本でも十分明るいライトがあって持ち歩くのも楽になり、面倒くさがってライトを使わないということが減りました。
「はがしヘラ」では軟らかすぎてうまくいかず、このヘラでスクレープするとうまくはがせました。
のりこしが木の工作をする時によく使う「ウッドパテ(木工用パテ)」に付属のヘラです。
回りこんだ部分は施工の自信がないのと、上面比べて傷みが少ないので、全部ははがさずに直線部分だけにしておきます。
なんとか下地が整いました。思ったより時間がかかりました。次ページでマスキングとコーキングの準備&施工(施工という程大げさなものか?という意見もありますが)です。
[20160103]
次ページ マスキングとコーキングの準備&施工