前のページで、資材の購入と、古いコーキング除去を行いました。この記事で施工箇所をマスキングして、実際にコーキングしていきます。
コーキングを用意します。コーキングガンのレバーを押さえて、
押し棒を引っ張ります。
コーキングをセットして、
トリガーを数回引くか、レバーを押さえながら押し棒を前に出すと、押し板がコーキングの底面にセットされます。
先端に穴を開けておくのを忘れていました。新品はフイルムで封をされていて、中身は出ません。これを破ります。
付属のノズルの先端でブスっといきました。
そのノズルを取り付けます。実際に使う時にはノズルの先端をカットするのですが、知らないうちにムニュ~~んと出てきて、そこいらへんに付いてしまうと余計な仕事が増えるので、直前に切る事にします。
マスキングテープを用意します。黄色テープの手持ちがなくなってしまったので、フツーのマスキングテープです。幅は18mmだと思います。
こんな感じでマスキングします。飛び散ることもないし、そんなにはみ出すこともないでしょうから、こんなもんでいいでしょう。
マスキングできたので、コーキングのノズル先端をカットします。あまりたくさん切ると、塗る時にいっぺんにどっちゃり出てしまうので、そこそこのところにしておきます。これでコーキングの準備ができました。
ちなみにホームセンターに行くとノズルだけ別売りで売っている(ノーブランドでバラ売りしてれば1個30円位かな?)ので、切りすぎて困ったらホームセンターまで走りましょう。ネットにも売っています。
コーキングガンのトリガーを引きながらゆっくりと押し出します。プロの方は驚くほど速いし、きれいに塗れるスピードがあるともいいますが、素人は素人らしく、できる範囲で塗っていきます。ノズルの太さはちょうどよかったようです。
塗り終わりました。これをへらでならします。この時、ヘラについた余分なコーキングをふき取るウエスを片手に作業しました。
ならしました。凸凹に見えますが、実際には写真で見るほど拡大しませんし、凝視することもないので、十分だと思います。マスキングはもう一枚分左右に貼っておいたほうが安心して作業できたように思います。
コーキングが乾かないうちにマスキングテープをはがします。この「マスキングを剥がす」という行為は、DIYでは楽しみな工程の一つです。
出来上がりです。古いコーキングとの色調の違いや、境目のデコボコはありますが、まずまず納得のいく仕上がりになりました。
後片付けもDIYのうちです。ヘラでならしてマスキングテープを外している間に、コーキングが出てきていました。付いてしまっても良いところに置くか、ウエス(ぼろ布:写真は靴下)などで保護しておきます。
使いかけのコーキングの保管ですが、空気に触れないようにして置いておきます。
ノズル先端ぎりぎりで拭き取って、
マスキングテープをぐるぐる巻きにします。これで保存できます。(未開封とは違うので、その点は注意です。)
ポイントとしては、まだ圧力が残っている時にぐるぐる巻きにしないことです。圧力が残っているとマスキングテープ程度では漏れてくる場合があり、周辺を汚してしまいます。
専用の道具もあります。これだと安心です。結構でかいです。
午後遅い時間から始めた(写真もなんとなく暗い…かな?)ので暗くなる前に仕上がるか不安でしたが、なんとか終えることができました。自分でやったにしては上出来です。