玄関の下駄箱の外側にステンレスパイプで傘掛けを作ったところ、 家族にはとても好評で、もう一段作って欲しいとリクエストされました。…が、一本長い傘(写真の矢印の傘)があるのです。もともと傘掛けを作ろうと思ったのも、この傘が傘立ての中で他の傘を圧迫していたことが理由の一つでした。
ゴルフ場で使うような傘で、引っ掛けるようになってマシになったものの、2段目を作るとなると、どうしても干渉します。
家族会議を開いて協議した結果、その傘は廃棄する事になりました。
1段目を作った5日後、作業開始です。手持ちの傘を前回作った傘掛けに引っ掛けてみて、2段目を付ける位置の見当を付けます。少し余裕をみておきたいところですが、あまり余裕をみて2段目の位置が下になってしまい、使いにくくなってしまっては本末転倒です。適当なところにアタリをつけます。
前回のDIYでは下駄箱の上辺が水平であるとみなして、レベル(水準器)は使いませんでしたが、今回はレベルを使います。
アルミレベル(アルミ製水平器)にはいろいろな長さのものがありますが、のりこしは38cmのものを一番良く使います。プロの方はエアコンの取り付けなどでも10センチ位の短いのを使ってはりますが、あまり短いのは使い慣れないときちんと水平が取れないような気がします。長ければ長いほどいいのでしょうが、38センチでも工具箱ぎりぎりなので、これ以上長くなると収納に困ります。
DIYでは30センチが使いやすさと収納のバランスが良いのではないかと思っていますが、のりこしは持っていません。38cmがあるので壊れたりゆがんだりしない限りはこれを使うつもりです。
設置位置を鉛筆でケガきました。
ケガキ線にブラケットの上側のネジがくるように取り付けました。ここではまだ締め切らずに、ぶらぶらした状態です。
消しゴムでケガキ線を消します。
ステンレスパイプを片方のブラケットに嵌めてみて、長さを決めます(きちんと測った方がいいのは言うまでもありませんが、横着してしまいました)。
マジックで印をつけてパイプカッターで切ります。
今回の傘掛けは、大人の胸あたりの高さなので、小物も引っ掛けられるようにSカンを入れました。
パイプを取り付けて、ブラケットのネジを締めて完成です。
普通の傘の他に、折り畳み傘や靴べらなども収納できるようになりました。
これで玄関が少しは片付くでしょう。次の目標は家族が「傘を丸めてバンドでとめる」ようになることですが、道のりは長そうです。
[20150803]