下駄箱です。フツーの作りつけの下駄箱です。たいていの家がそうであるように、玄関にあります。傘は傘立てに置いているのですが、傘たてが床置きなので場所を取ります。
家族4人ですが、たいして大きくも無い玄関になんでこんなに靴があるのだろうと言うくらい靴があるので、できれば広く使いたいところです。
この下駄箱の側面に、ステンレスのパイプとブラケット(パイプを通して止める金具)を買ってきて、傘掛けを作ります。
買って来ました。木の丸棒でもいいのですが、掛ける物が傘なので、今回はステンレスパイプにしました。奥に見えているのはパイプを切断するパイプカッターです。「この手のものはホームセンター」と刷り込まれているのと、思いついてすぐに作業したかったのもあって、近くのホームセンターで買いましたがネットで買った方が安かったですね。
パイプの太さは16mmにしました。長さは1,820mm、これをパイプカッターで切って使います。
パイプの太さに合ったブラケット(パイプ受け金具)も買いました。木ネジ在中と書いてあります。もっとデザイン性の高いものもあるかもしれません。これはホームセンターで一般的に売っているタイプです。
細いパイプに対応していて、かつ首が長い製品自体が少なく、ネットでもすっきりしたデザインのものは見かけません。デザインにこだわるならもっと太いパイプで組んだほうが良さそうです。
パッケージを取り除いたところです。ブラケット自体は中空で、中に木ネジが4本入っています。下地によってはもっと長いネジが必要ですが、コンコン叩いてみたところ、この下駄箱は合板でネジが効きますので、これをそのまま使います。
太鼓作り(カラーボックスによくある、木枠に板を張った中空のボード)だと、施工自体が難しそうです。
ブラケットの穴に付属の木ネジを通してみます。ブラケットの厚みを差し引いて、実際に下駄箱の板材に入る部分は1cmくらいだったと記憶しています。板材の厚みを測って反対側にネジが出ないことを確認しました。もし出てしまうようならもっと短いネジをつかわなければなりません。
パイプの長さを決めて、パイプカッターで切断します。のりこしはパイプではなく、パイプカッターを持ってまわすのですが、切断し終わった時に、持っていない方のパイプが落ちて床を傷つける可能性があるので、本当は何か敷物をして作業した方がいいです(のりこしの使っている敷物は柄物で、著作権などに問題があるので写真では外してあります)。
ブラケットの上側のネジだけを締め切らない程度に付けると、仮止め状態になりブラケットが動くので、あとからパイプをいれることができます(パイプを通した状態で作業しなくてもいいです)。
アップの写真です。この後、他のネジも入れてきちんと固定します。実は今回はレベル(水平器)を使用していません。
下駄箱の上端が水平に設置されているだろうと期待して、ブラケットを下駄箱上端からそれぞれ2センチに取付けました。
この程度なら、トルクの弱い3.6Vドライバーでも十分使えます。
完成で~す。
実際に傘をかけてみました。まずまずの出来映えです。
[20150729]