足元温風ヒーターです。型番HL-601のホットレディ(製造元はHEATEC)という商品です。洗面所の洗面台の下に収まっています。正面にスイッチがみえますが常時ONにしてあり、これとは別に壁にスイッチをつけて、かがまなくてもオンオフが出来るようにしてあります。
正面から見ると4ヶ所の通気口が見えます。真ん中の二つが温風吹き出し口で、両脇の二つが吸気口です。
掃除とは関係ありませんが、「ホットレディ」という名称、英語では「HOT」には「セクシー」の意味があるそうで、ホットレディまたはhot ladyで検索するとうっふーんなお姉ちゃんが出てきて困ります(- -;)。
ちょっと見ただけでも矢印のあたりにホコリが溜まっているのが見えます。 足元から吸気するので埃をすごく吸い込みます。洗面所兼脱衣所なので服からでる繊維も多いですし、洗濯機が置いてあるので、洗濯物の出し入れでも埃が出ます。
おまけに足元で、かがまないと見えないために、埃がたまっても気付きにくいという三重苦のような状態です。
というわけで、時々メンテナンス(掃除)してます。埃がたまれば溜まるほど掃除の快感も大きくなるのですが、溜まりすぎて機械が故障してしまっては元も子もありません。なにごともタイミングが大事です。
ライトで照らしてみます。ホコリが綿菓子のように見えます。
正面のパネルは2ヶ所のネジ(丸で囲ったところ)で留まっています。手で回せるツマミ付きのネジなのですが、屈んで……というより、這いつくばって回さなければなりません。おまけにちょっとでも斜めになったり、正面のパネルがひしゃげたりすると、固くて手ではまわらないこともあります。
そういう時はペンチとかプライヤー、(道具好きの のりこしの場合は「ネジザウルス」という、ねじ山が潰れたネジ用のプライヤーをここぞとばかりに使います)を持ち出して回すのですが、結構大変です。
蝶ネジに替えることを考えています。が、喉元過ぎれば…の例えの通り、掃除が終わると忘れてしまうのが常ではあります…(-_-;)。( →→ 蝶ネジではなく、普通のプラスネジに変えました。)
「正面のパネルがひしゃげたりすると…」と書きましたが、実際、ひしゃげています。足元にあるのでモノや足、掃除機のヘッドなどが当たるのです。
おまけに吸気・吹出口なのでスリットになっていて、強度的にも弱いのだと思います。当然、パネル取付ネジは軸がズレて回りにくくなっています。
こういうのを見てガミガミぶつぶつ言ったり、家族に、「蹴らないようにしてくれよ」と言ったりしてはいけません。
設置場所を考えれば、少々ぶつかっても平気なように作るか、昔の四輪駆動車に付いていたカンガルーバンパーのようなガードを付けるのが本来だと思います。
この足元温風器、ホットレディHL-601は廃番で、後継機種(2015年12月現在、品番HL-1625・HL-1521・HL-1525の3機種)が出ています。基本的な性能は同じですが、強弱の切替ができたり、タイマーが付いたりしています。薄型のスリムタイプもあります。
製造元のHEATECのサイトです→ http://www.heatec.co.jp/HBHL/HL.html
この製品は埋め込み式のため、どうしても工事が必要です。電源さえ確保できれば据え置き型の製品もありますが、高さが低く、横に長いタイプはあまり見当たりません。「足元の暖房」と考えると、縦型のパネルヒーターやセラミックヒーターよりも、小型タイプで吹出し口が床に近いものということになります。
のりこしは、IDEAのバケットという製品を以前使っていましたが、小型でそこそこ使えるものが少ないカテゴリーでもあります。
取り付ける場所が確保できれば、足元温風に機能的に似ていて汚れにくい製品もあります。
2015年12月現在、のりこしは壁掛け式の浴室暖房機を使っています。DIYで取り付けました。関連記事は下のリンクからご覧ください。
[20110619]