パネルを外す前から「綿菓子」のようにみえていたホコリです。向かって左側の吸気部分になります。ちょっと埃が溜まり過ぎです。発熱する器具なので、安全上、もう少しマメに掃除したほうがよさそうです。
電熱線と吹出し(排気)部分です。吸気部分に比べるとホコリは少なめです。ここがホコリだらけだと火事にもなりかねませんし、その前に焦げたような臭いがしてくると思われます。
掃除機で吸っても取れないホコリは、隙間ノズルを使ったり、こすったりつついたりして吸い出します。白いのは発泡スチロールの棒です。ヘラブナを釣る時の浮きの材料に使います。のりこしは浮く毛針を作る時に使っています。釣り具屋さんに売っていますが、わざわざ掃除のために買う必要はありません。
どんなものなのか、素材自体に興味のある方は下のリンクをどうぞ。表面がコーティングされた硬めの発泡スチロールの棒です。
そこらにある適当なもので掃除します。歯ブラシ、竹串などもよく使います。掃除機のホースに付けるアタッチメントタイプのすきまノズルも大活躍です。電熱線を曲げたり、コードに傷をつけないように気をつけます。
掃除するとこんな感じです。きれいになりました。
左側の吸気部分です。
電熱部分です。コードや上側に付着していたホコリを取りました。
右側の吸気部分です。こちらはがらんどうです。きれいにしたつもりでしたが、奥の方にひっかかっています。写真を見直して発見したので、気付かずに蓋をしてしまったということです。
こういうホコリは、隙間ノズルを近づけていくと、吸い込まれないように耐えて耐えて耐えて、臨界点を超えると「スポんっ」と吸い込まれていきます。それを見るのも掃除の楽しみなんですが……、惜しいことをしました。
正面パネルをはめて終了です。パネルはゆがんだ部分を手で直しましたが、ゆがみを完璧に矯正する事は出来ないので、はめる時もネジが固いです。
きれいになってのりこし的には達成感を味わっているのですが、普段見ないところで、見たとしても掃除したことすらわからないので、だまっていると誰にも気づかれず、何も言われないのが悲しいところです。
この足元温風器、ホットレディHL-601は廃盤で、後継機種(2015年12月現在、HL-1625・HL-1521・HL-1525の3機種)が出ています。基本的な性能は同じですが、強弱の切替ができたり、タイマーが付いたりしています。薄型のスリムタイプもあります。
製造元のHEATECのサイトです→ http://www.heatec.co.jp/HBHL/HL.html
この製品は埋め込み式のため、どうしても工事が必要です。電源さえ確保できれば据え置き型の製品もありますが、高さが低く、横に長いタイプはあまり見当たりません。「足元の暖房」と考えると、縦型のパネルヒーターやセラミックヒーターよりも、小型タイプで吹出し口が床に近いものということになります。
のりこしは、IDEAのバケットという製品を以前使っていましたが、小型でそこそこ使えるものが少ないカテゴリーでもあります。
取り付ける場所が確保できれば、足元温風に機能的に似ていて汚れにくい製品もあります。
2015年12月現在、のりこしは壁掛け式の浴室暖房機を使っています。DIYで取り付けました。関連記事は下のリンクからご覧ください。
[20110619]