カラーボックスの修理

太鼓造りのカラーボックスの棚板を修理しました。

カラーボックスの太鼓造りの棚板の修理


 カラーボックスを本棚代わりにしていたら、棚板が反って板がめくれて来てしまいました。本の重さに耐えられなくなってしまったのでしょう。

 

 

 

 

 


 正面から見たところ。

 

 

 

 

 


 よく見ると、側面のネジ留めしてあるところはそのままで、板の前と下面が外れてしまったような感じです。

 

 

 

 

 


 棚板を外してみました。ひどいことになってます。

 

 

 

 

 


 この棚板は「太鼓造り」になっていて、四辺の枠に上下両面から板を貼ってある構造なので、中が空洞になっています。枠のボンドが劣化して剥がれてしまったという状態のようです。

 

 ということは、枠と板を再度ボンドで貼り付ければ直るかもしれません。

 

 ダメ元でやってみます。

 

 

 

 

 


 四つの角のうち、1カ所は大丈夫そうなので、残りの3カ所を補修します。持ってるクランプやバイスなどを総動員して、とりあえず2カ所。

 

 木工用ボンドをたっぷり塗って、はみ出した分は固絞りしたウエスで拭き取り、クランプで固定。一晩おきました。


 ちょっと歪みはあるものの、ガッチリ固まっています。

 

 

 

 

 


 続いて、残りの1カ所。こっちはカラーボックスの背面側で、背板をはめる溝があるので、その溝を潰したり、ボンドで埋めてしまわないように気をつけます。

 

 

 

 

 


 こちらもしっかり固まりました。

 

 

 

 

 


 元どおり組み立てました。ダメ元と思いましたが、案外うまくいくものです。

 

 あまり出番のないクランプも使えたし、満足のDIYでした。

[20101219]