のりこしの家の洗面所です。洗面台の左には、自作の台が置いてあります。
タオルをバスケットに入れているのですが、他にもゴチャゴチャとモノが置いてあって、雑然としています。
掃除用のケミカルとかはできれば見えない所に置きたいところですが、家族とはいえ、いろいろな考えの人がいるので難しいですね。
この部屋の壁面に棚を作って、タオルだけでも収納したいと考えました。エステにあるような、クルクル巻いたタオルが積んであるみたいになったらカッコいいかな。
棚板の高さが変えられる可動式にすることにして、壁の状態を調べます。
下地探しでアタリをつけて、
マグネットで石膏ボードを留めている釘を探します。
下地探し用の磁石も売っていますが、のりこしは、紙を冷蔵庫に留めるマグネットを使っています。一応強力タイプです。
釘は左右にだいたい40~45cm、上下は20cmくらいの間隔に打たれていることが多いです。
左右の幅が、縦の柱が入っているところ。上下の幅は職人さんが手を広げた時の親指から小指くらいの間隔です。
この釘の位置を辿っていくと縦に下地が入っているところがわかります。釘のところにマスキングテープを貼っていきます。
こんな感じで探し当てることができました。上下の位置は多少違いがありますが、縦にまっすぐ下地が入っている様子がわかります。
正直言うと、この時点で、ちょっとガックリです。左側は角ギリギリ、右側は壁面の真ん中あたりです。
更に右側を探すと、洗面台の裏に下地があることがわかりました。この下地は使えません。
ここで考えないといけないのは、棚の幅です。
支柱の位置は、下地のある場所に決まりです。
棚板をAの幅にすると、安定しますが、収納量は少なくなります。
棚板をBの幅にすると、収納量は多くできますが、かなり不安定です。
測ってみたところだと、洗面台ギリギリまでの幅にすると、右側の方が重くなり、板を乗せただけだと右側が落ちてしまいそうです。
しかし、幅を棚板Aに設定しても、右側があいているので、板を乗せるだけというわけにはいかず、棚受けに固定する必要はあると考えられます。
A,Bのどちらでも固定が必要なら、収納量が多く確保できるBの方が良いだろう、乗せるものはタオルや小物で、重量物は無いから片側固定でも大丈夫だろう、と考え、Bの幅で作ることにしました。