聚楽壁の埋め込みコンセントを露出コンセントに変更する

古民家の塗り壁(砂壁)のコンセントを露出コンセントに付け替えます。

聚楽壁の埋め込みコンセントを露出コンセントに変更する

聚楽壁の埋め込みコンセントを露出コンセントに変更

 砂がボロボロ(ポロポロじゃないですよ。ボロボロです)落ちてくる聚楽壁です。養生してあるのは、シーラーで壁を固めた後に塗装を予定しているからです。

 

 

 

 

聚楽壁の埋め込みコンセントを露出コンセントに変更

 このコンセント、一応マスキングしてありますが、ぐらぐらでプラグを抜き差しする度にコンセント周りの壁が崩れるような状態です。埋め込みも考えたのですが、露出にして壁を埋める事にしました。

 

 

 

 

 

聚楽壁の埋め込みコンセントを露出コンセントに変更

 壁から器具を外します。大穴があきました(>_<)

 

 

 

 

 

聚楽壁の埋め込みコンセントを露出コンセントに変更

 こんな状態ですから、コンセントの交換そのものよりも、露出にする事にしたってのもあります。

 

 

 

 

 

 

聚楽壁の埋め込みコンセントを露出コンセントに変更

 器具は生きてますが、古いものでもあり、交換です。

 

 

 

 

 

聚楽壁の埋め込みコンセントを露出コンセントに変更

 作業の前に電気を遮断します。二人いれば声をかけながらできるのですが、一人なので蚊取りのダイオードで判定する事にして、ブレーカーをひとつづつ落としてみます。

 

 

 

 

 

 

聚楽壁の埋め込みコンセントを露出コンセントに変更

 これでOK。

 

 

 

 

 

聚楽壁の埋め込みコンセントを露出コンセントに変更

 ケーブルを壁の中に落としてしまうとエラい事になるので、それだけは十分気を付けます。

 

 

 

 

 

聚楽壁の埋め込みコンセントを露出コンセントに変更

 露出コンセントはこれを使います。

 

 

 

 

 

聚楽壁の埋め込みコンセントを露出コンセントに変更

 普段はパナ派なんですが、このコンセントはケーブルを通す時の切り欠き部分が別パーツになっていて取り外せるのです。

 

 

 

 

 

聚楽壁の埋め込みコンセントを露出コンセントに変更

 こんな感じ。

 

 

聚楽壁の埋め込みコンセントを露出コンセントに変更

 作業自体は至って簡単です。器具を付け替えて、

 

 

 

 

 

聚楽壁の埋め込みコンセントを露出コンセントに変更

 柱にネジ留めします。ケーブルは露出部が少ないのでモールなどは被せず、ステップルのみとしました。

 

 

 

 

 

 

聚楽壁の埋め込みコンセントを露出コンセントに変更

 さて、問題の大穴です。空間としてはかなり大きいので、木材あるいは適当なバックアップ材を使って底上げし、その上をパテで埋めていくことにしました。

 

 適当な木材がなかった(このあたりが素人ですな)ので、プラスチックのカップをねじ止めし、その上からネットテープを貼り付けていきます。

 

 

 

 

 

 

聚楽壁の埋め込みコンセントを露出コンセントに変更

 ネットテープはガラス繊維でできていて、パテが絡められるようになっています。

 

 

 

 

 

聚楽壁の埋め込みコンセントを露出コンセントに変更

 こんな感じでネット下地を作っていきます。

 

 

 

 

 

 

聚楽壁の埋め込みコンセントを露出コンセントに変更

素人向けのパテを買ってきました。

 

 

聚楽壁の埋め込みコンセントを露出コンセントに変更

 おっと、パテを出すための板がありません。新聞で代用しましたが、安定していないので作業効率悪いです。

 

 

 

 

 

 

聚楽壁の埋め込みコンセントを露出コンセントに変更

 パテを塗っていきます。一度では無理なので二日に分けて塗ります。あんまり厚いと乾燥に時間がかかりそうなので、今日はここまで。

 

 

 

 

 

聚楽壁の埋め込みコンセントを露出コンセントに変更

 二日目の写真がないのですが、これが三日目。パテはしっかり固まっていますが、二日目にだいぶ厚塗りしてしまったので、乾燥してひび割れがあります。このクラックを埋めて、四日目に表面をサンドペーパーで平らに仕上げました。

 

 聚楽壁と質感が違いますが、まあいいかな。塗ってしまえばあまり気にならなくなりそうです。一応作業完了。塗装はまた後で。

 

 

[20210801]