ホスクリーンMDL-Wの窓枠への取付

窓枠タイプの室内物干しホスクリーン(型番MDLシリーズ)をDIYで取り付けました。窓枠の厚みとネジの長さを考えながらの設置です。

ホスクリーンMDL-Wの窓枠への取付

寒い時期や梅雨時などはどうしても部屋干しが多くなります。無理やりぎゅうぎゅうに詰めて干しても、なかなか乾かなくて結局干しなおしたり、乾いたものだけ間引きして、そこにまたつめて干して……、二度手間、三度手間になることもしょっちゅうで、物干し場には本当に苦労させられます。

 

 以前、滋賀県の嘉田さんが知事時代に言っておられました。「昔に比べるとエネルギー消費量が増えている。電気だとかガソリンだとかもそうだけど、洗濯や入浴の頻度だって増えている。昔は毎日入浴しなかったし、服だって袖を通しただけで洗濯なんてしなかった」。(風呂に入るなとか、洗濯するなと言っておられたわけではありません。)

 

 現代の生活を送りつつ、エネルギーを浪費することなくバランスの取れた生活をしようということだと思っています。

 

 のりこしの家でも、洗濯物は毎日、山のようにというか、こってりこんもり出ます。天気が悪くなくても、干す場所の確保は大きな問題です。子供が大きくなってきたらさらにひっ迫する事は目に見えています。

 

 ということで、のりこしは「室内物干し ホスクリーン」大好きです。

 

 今回は窓枠に取り付けるタイプのMD型を増設することにしました。

 

 

ホスクリーンMDL-Wの窓枠への取付

 アマゾンで買いました。こういったものをアマゾンが安く売れる理由の一つは、一般消費者向けの化粧箱入りではなく、業者向けの大口簡易包装製品をバラして小さい単位で売ることにあります。中元や歳暮の解体セールみたいな感じですね。今回も地味~~な包装で届きました。でも、取り付け説明書が省略されているなどということはなく、製品は同じですし、説明書も一般向けと同じものが製品ごとにセットされています。

 

 

 

 

 

 

 

ホスクリーンMDL-Wの窓枠への取付

 川口技研の「ホスクリーン MD型 MDL-W ホワイト」です。MD型にはタイプ別に2種類、色別に2種類の合計4種類があります。

 

 タイプ別とは、アームの長さの違いです。短いほうがMD型、長いほうがMDL型です。色はホワイト(末尾記号W)とライトブロンズ(末尾記号LB)があり、それぞれの組み合わせでMD-W、MD-LB、MDL-W、MDL-LBとなります。本体型番のMDは「窓枠/MaDowaku」のMDです(←ウソです。いま考えました)。

 

 

 

 

 

 今回、のりこしが取り付ける窓枠には、窓枠の内側にバーチカルブラインドが付いているので、その分長いほうがいいだろうと思って、長いタイプMDL、窓枠の色が白っぽいので色は白、型番で言うとMDL-Wを買いました。

 

 

 

 

 

ホスクリーンMDL-Wの窓枠への取付

 製品構成としては、本体、本体カバー(ねじ隠し)、取り付けネジの3点です。ふとんも干せると謳っていますので、取り付けネジはかなりゴツいです。

 

 

 

 今回の取り付けの条件としては、

  • 壁の厚みより窓枠の方が幅が大きいので、部屋の内側にはみ出すようになっている。
  • 掛けるもの(干すもの)はシーツ、掛け布団カバー、乾ききっていないシャツ、パジャマなど(あまり重いものや、びしゃびしゃのものは掛けない)
  • 窓の内側にバーチカルブラインドがあるため、ホスクリーンは更に内側になる。窓枠のできるだけ部屋側に取り付けたい。

といったところです。

 

 

ホスクリーンMDL-Wの窓枠への取付

 本体にネジを通して窓枠に当ててみます。薄くピンク色に塗ったところが窓枠なのですが、はみ出しまくってます。本来は窓枠と壁の中の木材までをネジ止めするように設定されています。

 

 もっと奥(サッシ側)に付ける場合はこのネジを使ってもいいのですが、今回は手持ちの短いネジを使うことにしました。付属のネジは4mmのタッピングネジです。同じ太さで短いものがあったので、本体に通して窓枠に当ててみました。

 

 

 

 

 

 

ホスクリーンMDL-Wの窓枠への取付

 ピンク色に塗ったところが窓枠です。なんとか窓枠の厚みで収まりそうです。重いものを掛ける予定はあまりないのですが、これだけネジが入っていれば重いものを干しても全然問題ないでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

ホスクリーンMDL-Wの窓枠への取付

 このホスクリーンには左右があるので気をつけましょう。これは右側です。アームを収納した状態で、取り付け位置がなるべく上になるようにしました。

 

 愛用のリョービのドリルドライバFDD-1010で取り付けます。充電式ではなくコンセント方式なので、思いついたときにすぐ使えます。ドリルチャック(ドリルやドライバーを挟む口金)を手で締められるのがいいところです。

 

 

ホスクリーンMDL-Wの窓枠への取付

 本体カバーを取り付けたところです。 

 

 

 

 

 

 

 

ホスクリーンMDL-Wの窓枠への取付

 左右両方を取り付けた後、ホスクリーンのアームをバーチカルブラインドの内側に出してみたところです。バーチカルブラインドが窓枠の内側に取り付けられている場合はもっとすっきりとした印象になるでしょう。

 

 カーテンの場合、窓よりもカーテンの幅が広いと、ホスクリーンを使う時はカーテンが内側にくびれてしまうような感じになると思います。少しくらいなら実用上問題はないでしょう。装飾目的で、窓よりもカーテンの幅がかなり広い場合には、カーテンとホスクリーンの同時使用が出来ない可能性があります。

 

 その場合は、天井取り付けタイプのホスクリーンを検討することになります。実はのりこしも、窓よりブラインドの幅のほうが広かったので、ずいぶん迷いました。しかし、

  • ブラインドの羽根の隙間からアームを出せそうなこと、
  • 価格的に天井付けより安価なこと、
  • 使用頻度がそれほど多くないこと(シーツやふとんカバーを洗う、週1回程度で、それも天気が悪くて乾ききらなかった時に限る)
  • 収納が楽で、目立たないこと(ブラインドとサッシの間に隠れて見えなくなる)
  • セットで使う物干し竿が、ブラインド取り付けブラケット(台座)の上に収納できること(これは天井付けでも同じ条件)
  • 前にも同じ製品を取り付けたことがあり、使い勝手がわかっていること
  • 下地を探す必要が無く、取り付け作業自体が楽なこと

などの理由から、MDL型を選びました。

 

 

 

 使用頻度が多くなくても、床置きではない物干しスペースが確保できているということは精神的にとても安心感があります。取り付けてよかったです。使用レポは、また改めて書いてみようと思っています。

 

 こちらは迷った天井付けタイプです。めちゃくちゃ魅力的ですが、選択しなかった一番の理由は使用頻度でした。毎日ならこちらを選んでいたかもしれません。

 

 

 輪っかだけのシンプルなタイプもあります。2本取り付けて竿を渡せば、上記昇降タイプと物干しとしての機能は同等です。ショートタイプ、標準タイプ、ロングタイプ、色は白、木目など、様々なバリエーションがあります。

 

 

[20150410]