ハニカムサーモスクリーンを自分で取りつけてみました

セイキ工業製のハニカム・サーモスクリーンを自分で取りつけてみました。取り付けはドライバー1本。雰囲気がよく、部屋も明るい感じになりました。

ハニカム・サーモスクリーンを自分で取りつけてみました

未だにカーテンの無いのりこしの家です。

 

 お金が無いのは仕方が無いのですが、夏に向かうこともあって、日差しを遮るものは欲しいところです。

 

 設置を考えているのはリビングダイニングの部屋で、窓は3つあります。

 

 掃き出し窓が一つと腰高窓が2つです。

 

 

 

 

セイキ工業 ハニカム・サーモスクリーンのDIY取り付け

 これは腰高窓。窓枠と壁紙は共に白っぽい色調です。

 

 掃き出し窓は、窓枠の内寸が、横133cm × 高さ200cmです。この窓はクリアガラスで、外側に庭園灯を置いているので、夕方から夜にかけてはいい雰囲気になりますが、高い建物からは家の中が見えてしまうので、いつもシャッターを3分の1から半分くらいおろし気味にしていて、せっかくのほんわり明るいのがもったいないし、そればかりかちょっとみっともない感じもします。

 

 腰高窓は、窓枠の内寸が横165cm x 縦90cmです。こちらはすりガラスで、窓を閉めておけば周りからは見られません。でもテーブルに近くて、夜はカーテンなどがないから光が反射しないのか、照明つけてる割に暗いような感じがします。

 

 カーテンにしようかロールスクリーンにしようか、いろいろ迷いましたが、目的をはっきりさせようと考えてみることにしました。掃き出し窓の外からの視線防止が一番の目的で、次が庭園灯の雰囲気作り、その次が空調効果の改善、そのまた次が照明効果の改善です。それに加えて、のりこしがあんまりカーテンを好きじゃないことを総合して検討しました。

 

 

 

 

 

 

セイキ工業 ハニカム・サーモスクリーンのDIY取り付け

 まず、掃き出し窓の庭園灯をいかすためにはある程度の透ける素材か、上からの視線を遮りながら、地面に近いところが見える構造でなくてはなりません。選択肢としては、レースのカーテンとか、巻き上げ式のロールスクリーンといったところでしょうか。

 

 透ける部分と透けない部分が交互にあるロールスクリーンとかも良さそうです。

 

 掃き出し窓部分は屋内の照明効果については考えなくてもいいので、空調効果と、これにリビングダイニングということを考えて、あんまり安すぎるものはやめて、ある程度の質感は欲しいということで結局「ハニカムサーモスクリーン(ダブルハニカムタイプ)」を選びました。

 掃き出し窓は、ダブルハニカム標準タイプ、内付け、幅1320mm(内付けの場合は幅を内寸から1cm引いてとのことです) x 高さ2000mm、色は色番01のパールホワイト、操作の紐は右側にしました。

 

 腰高窓については、同じ部屋ということと、空調効果を期待して、同じ製品、同じ色でまとめまて2つ注文しました。標準タイプ、内付け、幅1640 x 高900mm、パールホワイト、操作紐は右と左にしました。

 

 腰高窓は2つとも同じ仕様ですが、操作紐は右側と左側にしてもらうことにしました。窓が並んでいるので、左側の窓は右側で操作、右側の窓は左側で操作するようにすれば、移動距離が短くなります。

 

 

 

 

 

 

 

セイキ工業 ハニカム・サーモスクリーンのDIY取り付け

 注文して一週間くらいで届きます。3個口(荷物3つ)で、それぞれ別梱包ですし、長さも製品プラス梱包材なので「でかっ」て感じですね。

 

 

 

 

 

 

セイキ工業 ハニカム・サーモスクリーンのDIY取り付け

 製造元は「セイキ」という会社です。販売しているお店は実店舗もネットもあります。

 

 工務店などでも取り扱いがあると思います。

 

 販売店のサイトにもいろいろな情報が載っていますが、「セイキ」で検索すると製造元のサイトが出てきます。

 

 情報源としては一番確実で、全てのラインナップが見られます。

 

 

「セイキ」グループのサイトhttp://www.seiki.gr.jp/products/screen/honeycomb/

 

 あちこち見てみましたが、販売店によって値段(割引率)も違いますし、標準タイプの他に、操作コードが違うもの、空調効果を高めたレール付きのもの(断熱レール仕様)や、色の展開など、ラインナップにずいぶん差があります。

 

 ラインナップが少な目のところは値段が安めの傾向はあるようにも感じますが、特定の色や、標準タイプに限って割引している場合もあるようです。自分の欲しい色や機能があるかどうかが一番の問題ですね。

 

のりこしが設置した2015年当時はハニカムサーモスクリーンとしてはダブルハニカムタイプだけしかなかったのですが、2021年2月現在、「ハニカムサーモスクリーンライト」の商品名でシングルハニカムタイプも販売されていますので、購入時には要確認です。

セイキ工業 ハニカム・サーモスクリーンのDIY取り付け

 これが取り付けブラケットです。これを天井、窓枠や壁面につけて、本体をセットします。

 

 意外と小さいので、「これでいけるの?」という感じです。

 

 木ねじは6本付いていますが、天井や窓枠に内付けする場合は3本(ブラケット一個につき一本)しか使いません。ブラケットの数も、幅が小さければ二個だと思います。

 

 操作コードは左右を入れ替えることができるということが、メーカーのサイトに載っていました。

 

 しかし、のりこしは会員限定の住宅関連通販の販売店を検討していて、そこがネットより安いので、特別仕様で入れ替え出来ない可能性もあるかなと思って、販売店にコードの入れ替えができるか電話で確認しました。

 

 販売店さんは、問い合わせの時は、「左右をあらかじめ指定しないといけないので、紐の左右付け替えはできません」と言ってはりましたが…

のりこし「そちらで取り扱ってるハニカムサーモスクリーンの操作紐って左右入れ替えできますか」

販売店「左右を指定しないといけないのでできません」

「製造元のセイキさんのサイトには標準タイプなら入れ替えできるって書いてあるんですけど、そちらで売ってるのは特別仕様とか、廉価版なのでしょうか」

「「セイキ」ですか?」(製造元の会社名までは知らない様子)

「そうそう、「セイキ」っていうメーカーが作ってると思うんです。他にも「ハニカムスクリーン」の名前で売ってる似た製品はあるけど、「ハニカムサーモスクリーン」って売ってるのはセイキの製品だと思うんです。もし違うメーカーなら教えて欲しいです。」

「できないと思うんですけど…。一応調べて折り返し電話します。」

 


 

「お待たせしました。メーカーはセイキさんで、コードの付け替えもできるそうです。でも一般にはできると公表していなくて、問合せがあったら対応するか、ファクスなどで方法をお知らせしているそうです。どうやってお知りになったんですか。」

「そうなんですか?メーカーのホームページに堂々と書いてありますよ。」

「ホントですか?」

「ホントですよ。確認ありがとうございました。もう少し検討して、そちらに注文するかもしれませんのでよろしくお願いします。」

 

セイキ工業 ハニカム・サーモスクリーンのDIY取り付け

 ということだったのですが、メーカーに問い合わせするもなにも、梱包の中にこんな紙が入ってました(^^)。

 

 

 

 

 

 

セイキ工業 ハニカム・サーモスクリーンのDIY取り付け

 実際に取り付けに使うのはプラスドライバ1本なんですが、定規はあった方がいいと思います。

 

 のりこしは電動のドライバも持ってるのでここぞとばかりに出してきました。

 

 ボッシュのIXO3という製品です(2016年12月現在廃番、現行機種はIXO5)。IXOだけではトルク不足で締め切れないので、本締めできる普通のドライバーも必要です。

セイキ工業 ハニカム・サーモスクリーンのDIY取り付け

 まずは掃き出し窓です。窓枠の内側に取り付けます。

 

 端っこ過ぎない場所(端から7センチくらい)の所につけろと説明書に書いてあります。

 

 今回はなるべく外側(サッシ寄り)に付けます。説明書にブラケットの大きさとか、本体をこう付けたい時はこの位置にブラケットをつけろとか書いてあるので参考にすれば、後で本体が入らないとかいうことも無いでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

セイキ工業 ハニカム・サーモスクリーンのDIY取り付け

 3カ所付けます。両側からそれぞれ7センチくらいの所と真ん中です。

 

 真ん中は測らずに、サッシの真ん中に合わせました。

 

 どうせ見えなくなるので極端に外れていなければ問題ないと思います。

 

 それよりも3カ所の前後の位置をきちんと合わせて直線上に乗るようにする方が大事です。ブラケットのネジ穴は少し遊びがあるので、少々なら調整できます。

 

 

 

 

 

 

 

セイキ工業 ハニカム・サーモスクリーンのDIY取り付け

 ブラケットを取付けたら本体は簡単です。箱から出して、コードをほどいてはめるだけ。

 

 バーチカルブラインドだと、おもり部分にコードを引っ掛けたりとか、ルーバーを一本ずつ付けたりとか面倒ですが、ハニカムサーモスクリーンは付けるだけです。

 

 

 

 

 

 

セイキ工業 ハニカム・サーモスクリーンのDIY取り付け

 これが付けた所です。畳むと思ったよりコンパクトです。

 

 収納時の高さ200センチですが、ブラインドよりもボリューム感がなく、ロールスクリーンを巻き切ったのに比べて高さはがありますが、すっきりした感じでとてもコンパクトに収まっていて、畳んだ時の主張がないのがいいです。

 

 

 

 

 

 

 

セイキ工業 ハニカム・サーモスクリーンのDIY取り付け

 おろしたところです。白を選びましたが、寝る部屋ではないので、暗くなりすぎずにちょうどいい感じです。

 

 上の方と下の方で、やはり下の方がハニカムの間隔が詰まります(詳しくはこちらの記事「設置後の状況(4ヶ月後レビュー)」)が、均一になるようにつくるためには形状を維持するためにそれなりの部材が必要でしょうから、畳んだときの高さとか、重量とか(重くなるとブラケットもごつくなる)、質感とかを考えると、のりこしにとっては許容範囲です。

 

 全体をお見せしたいのですが、周りが散らかっているのでご勘弁です。

 

 

 

 

 

 

 

 

セイキ工業 ハニカム・サーモスクリーンのDIY取り付け

 続いて腰高窓です。

 

 腰高窓は、窓枠の内寸が横165cm x 縦90cmです。こちらはすりガラスで、窓を閉めておけば周りからは見られません。

 

 でもテーブルに近くて、夜はカーテンなどがないから光が反射しないのか、照明つけてる割に暗いような感じがします。

 

 高さは90cmですが、幅165cmあるのでブラケットは3つ取り付けます。

 

 腰高窓と同じ要領です。二つ目になると、だいぶ手慣れてきました(^^)。

 

 

 

 

 

 

 

 

セイキ工業 ハニカム・サーモスクリーンのDIY取り付け

 本体を取り付けます。写真では自動露出で暗い感じですが、実際はとてもいい感じの明るさです。南側なので空調効果にも期待です。

 

 もう1カ所、全部で3カ所取りつけました。作業は簡単で特に問題なく終了。やっぱり何もない窓と比べると部屋の雰囲気が全然違います。

 

 

 

 


 

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 購入するにあたって、あちこち見て回ってずいぶん検討しましたが、こちらの販売店(楽天:お部屋の大将)がわかりやすかったです。

 

 価格が100円となっていますが、プルダウンメニューで仕様を選んで総額を計算するという方式で、いろいろな仕様での金額がすぐにわかります。色も豊富に対応しているようです。

 

 他のサイトは サイズ別に別ページになったりしているところが多く、サイズ違いとか仕様違いを比較しにくくて、あれこれ変えて検討していると、「今、一体どの仕様を考えてたんだっけ?」みたいになって混乱しました。

 

 価格は他の店も見てから決めたほうが良いです。

 


 

 

[20150803]