ダイニングの椅子(飛騨産業 穂高 Windsor 型番DK286)の修理(2

ダイニングの椅子(飛騨産業 穂高 Windsor 型番DK286)の割れを修理しました。

ダイニングチェア(飛騨産業 穂高 Windsor 型番DK286)の修理(2)

飛騨産業のダイニングチェア ウィンザー 曲木の割れ

 とりあえずひっくり返します。

 

 

 

 

 

飛騨産業のダイニングチェア ウィンザー 曲木の割れ

 4か所ネジがあります。取っ手を木ネジで留めているようです。

 

 

 

 

 

 

飛騨産業のダイニングチェア ウィンザー 曲木の割れ

 丸で囲んだところが割れているところです。木ネジを普通のプラスドライバーで回そうとしましたが、固くて回せません。

 

 

 

 

 

 

飛騨産業のダイニングチェア ウィンザー 曲木の割れ

 ドライバービットと組み合わせて使う、ラチェットハンドルで回します。柄が長いのでトルクが掛けられます。ギチギチっという音とともに緩みます。最初だけ緩めばあとは普通のドライバーでオーケーです。

 

 

飛騨産業のダイニングチェア ウィンザー 曲木の割れ

 木ネジが外れたら、取っ手部分は外れると思っていたのですが、外れません。他にネジは無く、木を組んであるようにも見えないので接着してあるようです。手で押したり引いたりしてみると隙間ができます。どうやら「軽く」接着してあるようです。

 

 

 

 

 

 

飛騨産業のダイニングチェア ウィンザー 曲木の割れ

 隙間に入れてこじるものを探してきました。プラスチックのヘラ、インテリアバール、ヘラを楔代わりに打ち込むためのハンマーです。プラスチックハンマーがあればいいのですが、持っていないので金槌です。できれば金属のバールは使いたくないですね。

 

 

 

 

 

飛騨産業のダイニングチェア ウィンザー 曲木の割れ

 手でひねるようにするとスキマができます。

 

 

 

 

 

飛騨産業のダイニングチェア ウィンザー 曲木の割れ

 隙間にプラのヘラを差し込みます。

 

 

 

 

 

飛騨産業のダイニングチェア ウィンザー 曲木の割れ

 こういう作業は二人ですると効率がよさそうですが、あいにく一人なので、ちょっとずつこじります。さっきと違うところに差し込みます。

 

 

 

 

 

飛騨産業のダイニングチェア ウィンザー 曲木の割れ

 プラのヘラでこじった隙間に、インテリアバールを入れて、ちょっと強く差し込んだらあっけなく外れました。ホントに「軽く」接着してあったようです。

 

 

飛騨産業のダイニングチェア ウィンザー 曲木の割れ

 取っ手側の接着面です。ナメクジが這った後のようにボンドの跡が見えます。

 

 

 

 

 

飛騨産業のダイニングチェア ウィンザー 曲木の割れ

 改めて破損部分を観察します。うーむ、割れてますなあ。