とりあえずひっくり返します。
4か所ネジがあります。取っ手を木ネジで留めているようです。
丸で囲んだところが割れているところです。木ネジを普通のプラスドライバーで回そうとしましたが、固くて回せません。
ドライバービットと組み合わせて使う、ラチェットハンドルで回します。柄が長いのでトルクが掛けられます。ギチギチっという音とともに緩みます。最初だけ緩めばあとは普通のドライバーでオーケーです。
木ネジが外れたら、取っ手部分は外れると思っていたのですが、外れません。他にネジは無く、木を組んであるようにも見えないので接着してあるようです。手で押したり引いたりしてみると隙間ができます。どうやら「軽く」接着してあるようです。
隙間に入れてこじるものを探してきました。プラスチックのヘラ、インテリアバール、ヘラを楔代わりに打ち込むためのハンマーです。プラスチックハンマーがあればいいのですが、持っていないので金槌です。できれば金属のバールは使いたくないですね。
手でひねるようにするとスキマができます。
隙間にプラのヘラを差し込みます。
こういう作業は二人ですると効率がよさそうですが、あいにく一人なので、ちょっとずつこじります。さっきと違うところに差し込みます。
プラのヘラでこじった隙間に、インテリアバールを入れて、ちょっと強く差し込んだらあっけなく外れました。ホントに「軽く」接着してあったようです。
取っ手側の接着面です。ナメクジが這った後のようにボンドの跡が見えます。
改めて破損部分を観察します。うーむ、割れてますなあ。