古い木造家屋によく見られる、窓の内鍵です。サッシのクレセントの役割ですね。
長いこと使っていると、手前のカップ部分がだんだんすり減ってきて、棒が外れるようになってしまいます。
交換自体は簡単なので、DIYでやってみます。
とりあえず、窓枠の厚さを測ります。←これが大事で、今回交換する窓枠は厚さ約2.7cm。
このタイプは規格化されていて、メーカーが違っても大体同じです(とは言うものの、現物と比較しての確認はやっぱり必要、特にDIYでは)。
商品展開としては、窓枠の厚さが2種類(30mmと36mmm)、色が2種類(ニッケルメッキ=銀色 と 真鍮=鈍い金色)の4種類があります。
色は真鍮の方が合いそうな感じです。
これを買ってきました。
近くのホームセンターで税込み700円くらい。ネットの方がちょっと安いかもしれませんが、送料入れると同じくらいです。
ちなみに、軸が折れるタイプのカギ↓↓↓は、取付け穴の位置もザグリの形・深さも違うのでそのままでは取付できません。
パッケージ裏側。説明文に「扉の厚み(30mmと36mm)を選んで…」と書かれています。
取り付ける扉の厚みが27mmなので、今回は30mmのタイプ(型番VA-186)です。
ネジを外して、
パーツを取り外します。
窓は外さなくても作業できますが、固絞り雑巾で水拭きしたかったので、外しました。
同じ穴を使うので、ネジの効きを良くするために割り箸を削ったものを少々穴に詰めておきます。
パッケージから取り出します。新品だけあって光り輝いています。
新旧比較。取手部分。メーカーが違うようですが、ほぼ一緒です。
古いほうはマイナスネジです。相当古いですね。
のりこしはマイナスネジを見るたびに銀河鉄道999のネジの星を思い出します。
新しいパーツを当てて見ると、受け側のザグリがやや小さいので、そのままでははまりません。
穴の位置は同じなので、カッターと子どもから借りた彫刻刀で彫り込みを増やします。窓枠から外しておいて良かったです。
はまりました。
各パーツを取り付けます。
窓枠に戻して完成です。ガラスなので戻す前に割れたりしたらせっかくのDIYが水の泡ですからね。
写真を撮ったり、雑巾を絞ったり、拭いたりで30分以上かかりましたが、実質作業時間は10分か15分程でした。
[20210721]