日もとっぷり暮れてしまいました。おなか減ったな。夕食どうしよう。
当てもなくポタりつつ、輪粹生活さんの近くのお店、「民生炒飯専売店」に決定。まぁ「決定!」というほど大げさなもんじゃないです。
ここならブロンプトンから目を離さずに食べられると思ったのですが、おばちゃんは弾丸トークで日本語はおろか英語も通じず、「俺、怒られてる?」と感じるほどの声の大きさで、こりゃぁやっぱり片言でも台湾語が話せたほうがいいなぁなどと思いつつ、
サンラーメンを注文。サンラータンと言ったら、「サンラータン麺?サンラータン飯?どっちもだね!」みたいになってしまって、慌てて「ちゃうちゃう、サンラータン麺だけ!一個だけ!」などと会話になりませんでした。
サンラーメンとサンラーハンなんですね。多分。
で、これが異文化コミュニケーションの成果であるサンラーメン。見栄えはもひとつですが、美味しかったですよ。
店と客の雰囲気と、看板の「本店不加味素(多分 化学調味料不使用の意)」に惹かれて入ったのですが、ここでは食べている途中で相席になったカップルと日本と台湾の交通事情の話で盛り上がりました。
男の人は「日本と台湾は右左が違うから混乱するよねー」。女の人は「台湾のバイクはクレイジーでしょう?」だって。
ちなみに「俺、怒られてた?おばちゃん日本人が好きじゃないんやろか?」と聞くと、「いや、そんなことなよ。いつもあんな感じ。」だそうで、安心しました。
「明日、基隆まで自転車で行くんだ。大丈夫やろか?」と相談すると、「そんなに遠くないよ。30km位。交通量が多いから気をつけて。でもそれで行くの?(←日本でもよく言われます)」みたいな感じで明日の基隆ライド&情人湖ヒルクライムへ期待も高まります。
夜の南京東路をポタりつつ、台北アリーナの前を通り過ぎ、
環島1(環島は台湾一周のこと)の案内標識を見て、「あー環島したいなー」などと思いつつ、夜の台北をゆらーりふらーりとポタリング。
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