のりこしのブロンプトンS2L、ガス欠を気にしながらポタります。
京都は二条城の南、神泉苑の西側にある、喫茶店「チロル」さんにやってきました。
食事のできる喫茶店です。カレーが有名です。ここで のりこしの燃料を補給することにしましょう。
補給しなくても腹にストックがあるだろうと言われればその通りなのですが、それでは記事にならないのです。
全国一千万読者のためにもここはひとつ、リザーブタンクも全開で補給することにしましょう。
写真左側の矢印のあたりが二条城、右の方にちょっと歩くとすぐ神泉苑です。
外観です。 縦の看板にはチロルと書いてありますが、遠くからだと「COFFEE」の文字の方が目立ちますね。
一人で行ったので、一人用のテーブルにしました。見ての通り、灰皿があります。のりこしはタバコを吸わないので灰皿は下げてもらいました。
時間帯によっては子供連れのお母さんも見かけますが、昼休みの食事に来ておられる方なども多いです。
エリア分煙や時間帯分煙などはありませんので、タバコを吸う人が普通に子供の横に座ります。
子どもには煙草の煙を吸わせてはいけません。
煙草の害に関する本は数限りなくありますが、のりこしの一番のおすすめは「言ってはいけない 残酷すぎる真実:橘玲 著」です。
よく売れているようで、新書なのに表紙が女の人の思わせぶりな写真になってしまっています。こんな感じで地味じゃないと新書って感じしないよ~。
そんなことはどうでもいいです。さて、
メニューです。「食事のできる喫茶店」というより、食事メインの喫茶店なので、定食が充実しています。
昼から飲む人のために、定食とビールのセットは100円引きです。
こちらはカレーのメニューです。今日はカツカレーにします。なんせ燃料をたくさん補給しますからね。
余ったらリザーブタンク(腹ともいう)にため込みますから心配ありません。
たまった燃料は必要に応じて使うつもりなのですが、デッドストック化しているような気もします。
とにかく カツカレーを食べるのです。
新聞や雑誌のラックです。「喫茶店」らしいラインナップです。もちろん京都新聞もあります。
テレビがついているところも、「喫茶店」ぽいですね。
昔の街並みの写真が飾ってあったりもします。
さて、カツカレーが運ばれて参りました。ご覧いただいているとおり、純和風カレー、もとい、純日本式カレーといった趣であります。
付け合わせは福神漬。関西のデフォルトはらっきょうですが、チロルは福神漬です。
「カツ」と「カレー」と「ごはん」がそれぞれ独立しているかのような盛り付けです。
お味は、普通の味でおいしいです。カレーの具材はとけ込んでいて、たまねぎかな、野菜の甘みも感じられます。
ま、普通の喫茶店の普通のカレーということです。この場合の「普通」はかなり良い意味で使っています。
京都市内での一般的なランチの相場に比べると、価格は抑えめでありながら、きちんとしたものを提供できているゆえに人気の店なのだと思います。
それに加えて、長く続いている、歴史あるお店ということもあるでしょう。
お客さんは常連さんと思われる人や、観光らしき人が入り乱れています。
表の看板です。
その上には「カレーライス」、「焼きめし」、「スパゲテイ」の看板。何度か来ていますが、スパゲテイは食べたことないなぁ。
自転車は西側歩道の建物寄りに停めると良いでしょう。
撮影のためにちょっとお尻を振りましたが、もう少し建物に沿って停めてもいいでしょう。
混んでいる時は自転車が結構並んでいて、斜めに停めてあることが多いので、それに沿って停めることになります。
スタンドなしのロードバイクなどでは、建物に立てかけることも多いと思われますが、自転車が多い時は停めづらいかもしれません。
ショップカードです。こちらが表。
こっちは裏です。1969年ってのがいいですね。ナインティーシックスナインですわ。大瀧詠一の歌にもありました。
「1969年のドラッグレース」ですな。アルバム「EACH TIME」に入っています。
のりこしはエアチェックでカセットテープに録音しましたよ。
定食やカレーは、味に関してもボリュームに関してもリーズナブルで、むしろお得感があるのですが、タバコはいただけません。
愛煙家の方はいつ行っても問題ありませんが、吸われる方が結構な頻度で来られるので、タバコの煙の苦手な方が行くのはギャンブルです。
「京都のチロル」のカレーを食べたいお気持ちもあるかもしれませんが、そのつもりで行かれた方がよろしいかと思います。