そして迎えた当日、いそいそと出かけました。場所は京都市上京区の西陣産業会館、堀川今出川の西陣織会館の奥(西側)です。案内の看板が出ています。何か貼ってあった形跡がありますが…。もう皆さん前後不覚になっているのでしょうか??
こちらが建物の看板です。
事前申込の試飲会で、受付の方もおられます。
入り口には麦とホップのリース?プリザーブドフラワー?。ドライフラワーとは言わないよね。のりこしには難しいです。とりあえず麦とホップはわかります。
中はこんな様子。「お客で来た」感が少ないので、皆さんちょっとそわそわしています。
飲む前に、ブルワリーも見学させてもらいました。製造工程の説明の特典付き。
ビニール袋で発酵が行われているため、発酵の様子が目で見えることも教えてもらえました。
京都嵐山の松尾大社のお守りも掲げてありました。お札は目線より高くとか、少し見上げる位置に掲げるとか言いますが、電気のスイッチの上は常に目にするところなので、神様も喜んでいるでしょう。
松尾大社と西陣麦酒計画の関わりの話も面白く聞かせてもらえました。ここで書くとネタバレですので、行かれた時にぜひ聞いてください。
西陣麦酒計画の生い立ちから今日に至るまでのプレゼンがあり、その後試飲。ちっこいカップです。
説明によると、ブランド名は「柚子無碍」。ゆずむげ ではなく、ゆーずーむげと呼んでました。IPA(インディアペールエール)と呼ばれるタイプのビールです。
もちろん、自由でとらわれないことの「融通無碍」から引いていると思われます。
ほのかに柚子の香りがしています。もっとも、すでに「柚子」が刷り込まれているので、のりこしの味覚では柑橘系の香りが全て柚子に思えてしまう可能性も否定できません。
このくらいの苦味が好きです。IPAは苦い苦いとよく言われますが、苦味が強すぎるのもたくさん飲めないし。ちなみにアルコール度数は6%とのことでした。
これだけではもちろん足らないので、お金を払ってもう一杯。今日は感謝祭ということでプラカップです。口を尖らせて試飲カップで飲むのと、普通のサイズのカップで飲むのとでは、やはり香りも喉越しも違いますね。
堪能いたしました。
あ。チケット使うの忘れてた。また来よ。
[2017/10/1]