まずは観察です。後輪右側に取り付けます。ここです。これはパーキングポジションなので上下逆です。
正立させました。ふむふむ、このナットを外して取り付けるんですな。
いきなりナットを外すのではなく、あててみました。ふむふむ、こんな感じに付くわけですな。
スタンドを跳ね上げるとこんな感じになるわけですな。後方に跳ね上げるんですね。
おおよそのイメージがつかめたところで、取り付けます。
工具は15mmソケットのラチェットを使いました。15mmのめがねレンチ(コンビネーションレンチとか片目片口スパナともいいます)でもOKです。
モンキでもいけます。どうでもいいことですが、スタンドとラチェットってシルエットが似てますね。
のりこしは、常々、ブロンプトンの整備には15mmのラチェット付きコンビネーションレンチが最も適していて、欲しいなーと思っているのですが、他に使える工具があるのに買ってもいいものだろうか、他の工具を蔑ろにすることにならないだろうかなどと考えてしまって、なかなか買えません。
1,000円そこそこの工具なので、買ってしまえばいいのでしょうが、これ以上増やすのもなぁ。
ソケット+ラチェットは「工具としての重々しさ」があって、それはそれで捨てがたいんだけど、コンビネーションラチェットレンチの「鼻歌まじりでお手の物」感も作業しているときの気分がアガるような気がするんですよねぇ。
いかんいかん、また妄想に浸ってしまいました。「めぞん一刻」の五代くんのようです。
作業を続けましょう。後輪のナットを外します。順ネジなので、左に回すと外れます。
外れました。ワッシャーが入っていますが、そのワッシャーも外します。
キックスタンドをあてがいます。想像していたより「ボルトの出」が少ないですね。
でもワッシャーはあったほうが緩みにくいでしょう。と思います。ワッシャーも当てて……。さらに「出」が少なくなってしまった。
指でナットをはめて、
ラチェットで締めこみます。
締めた結果、ここまでです。ボルト部分はナットから出てきませんでした。
ぐらついてたりすると非常に不安ですが、固定自体はしっかりできているようです。
スタンドを立ててみたところです。作業は跳ね上げた状態で行いましたが、立てた状態でも問題なくできます。
スタンドを跳ね上げた状態です。
作業をしていると必ず寄ってきます。そんなに俺のことが好きか?
設置部を裏から見た写真です。
スタンド取り付け部の後ろ側のラインとブロンプトンのリア三角の形状がピッタリと合っています。
前側です。こちらもピッタリです。
ボルトナットの部分です。もう少し出て欲しい感じもしますが、取り付け後1ヶ月間、努めてキックスタンドを使うようにしましたが、特に緩みはありませんでした。
ピントがリムに合ってしまっていますが、取り付け部分を前から見たところです。
取り付け部分を後から見たところです。
同じ部分を拡大。矢印のところの窪みに、丸で囲んだ黒いプラスチックが収まることで跳ね上げの角度を決めています。
プラスチックの耐久性は不明ですが、割れたらその時に考えることにしましょう。
真後ろからです。鉛直線を入れてみました。当たり前ですが、ちょっと傾いて停まります。
印象としては、一般的なスタンドよりも直立に近いイメージです。
真上からです。
真横からです。ブロンプトンのタイヤが16インチと小さいので、必然的にスタンドも短く低い位置にあります。意識しないと見逃してしまうほどです。
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